テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🌷ルラとクッキー作り
ティアは約束通り、ルラとクッキーを作った。
小麦粉、卵、バターを混ぜて生地を作り、1時間生地を冷蔵庫で冷やした。そしてオーブンで焼いた。
おかげで型が抜きやすく、型は動物の型抜きを使った。
「みなさんにも配れるように箱に詰めましょう」
かわいい動物達のクッキー。
「食べるのがもったいないですね」
ティアはクッキーがかわいいので、そう思った。
「そう思えるのもいいことですよ」
ルラは、言った。
ティアは、クッキー作りを通して食に対して心が豊かになったかも知れない。
施設の職員や精神科医、利用者にも配った。
みんなとても喜んでくれた。
「ルラさん、ティアの今回の症状もとても心配だったけれど、ルラさんのおかげでもう大丈夫かも知れないわ、ありがとうルラさん」
ルラは、ミリアから、ルラひとりの時、お礼を言われた。
「先生、ティアさんはティアさんのお母様との関係で知的コンプレックスを抱えているようですね、でもティアさんのお母様との温かい食事の思い出があるらしくて、今回は食べ物に依存したんです」
ルラはクッキー作りの時、ティアから話を聞いた。
「そうだったのね、ティアから話を聞いてくれてありがとう、それが知的コンプレックスの辛さから今回は逃れられる原因だったのね、でも今回のクッキー作りでティアは温かい記憶を思い出しただろうから、きっと大丈夫だと思うわ」
ミリアは空想も過食も、解決できればいいがと思うのだった。
コメント
3件
ルラとティアのクッキー作り、すごく温かいエピソードだったよ〜!🐻🍪 動物の型抜きクッキーが可愛すぎて「食べるのがもったいない」ってティアが言うところ、めっちゃわかる😭💕 クッキー作りを通して食に対して心が豊かになったっていう表現、キラキラしてて素敵だね! ミリア先生との会話で、ティアがお母さんとの温かい思い出を思い出せたって分かって、私もほっこりしちゃった🎀✨ ERINEKOさんの優しい世界観に今回も癒されました〜!次話も楽しみにしてます!🌸
489
來音@
4,365
12