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『ッは⁉︎』
嫌な夢を見た
探偵社の皆んなが僕の事を無視する夢だ
リアル過ぎて怖いんじゃない
本当にありそうで怖いんだよ、、、
可笑しいよなぁ
だけど、だけど、、
僕の心の何処かに、色んな恐怖が染み付いているんだろう
そんな事を考えていると、息苦しくなる
『はぁ、はぁ゛っ』
兎に角、出勤しないと、、、、
〜探偵社〜
『おはよっ…』
まだ誰もいないが一応挨拶はする
だが、今も胸が苦しい
社員達が来る前にどうにかしないと
もし来てしまったらその時はその時で、、
ガチャ
、、、⁉︎
もう来たのか?
随分早いな
国「おはようございます」
国木田か、良かった、、、、
ホッと胸を下ろしてるのも束の間
「おっはよ–ございま–す‼︎」
「乱歩さんは何処へ⁉︎」
太宰が来てしまった
本音を言えば、太宰はあまり来て欲しく無かった
だって彼奴、色んな事見破ってくるし、、
『最近出勤するの早いな』
「そうですかねぇ?」
『そうだよ…』
そこから先は言葉に出来なかった
何を云うのかは忘れてしまったが、大切なことを伝えたかった
───はず
「ねぇ乱歩さん、私といつ心中してくれるんですか」
ボソッと耳元で太宰は云う
しかし僕は案外耳が弱い
だから、今ので少し感じてしまった
『、ッ…///』
「え、感じてる…?」
流石の太宰も驚いている
そりゃあそうだろう
僕がこんなに耳が弱いとは知らなかっただろうし、、、
『と、兎に角、僕は心中しないからな!』
「そんなのは判ってますよ…」
『何だよ其…』
ほのぼのとした空気が辺りに流れる
いつの間にか僕の胸の苦しみは治っていた
、、太宰が来てくれて良かったな
初めてそう思った気がした