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翌日

「おはようございます」と言いながら殺せんせーが教室に入ってきた。だけど私達は挨拶を返すことなく静かだった。

「ん?どうしましたか?皆さん」

殺せんせーの目線が教卓に行く。そこには対戦生ナイフが刺さったタコがあった。自分で“タコツボ”とか一発ギャグをするぐらいタコをトレードマークだと思っている殺せんせーはどう思うのだろう。とか考えてる時業が口を開いた。

「あ、ごっめーん。殺せんせーと間違えて殺しちゃった〜。捨てとくから持ってきてよ」

「…分かりました 」

タコを持った殺せんせーが業の元に近づいた。

業の背中には対先生ナイフが隠されていた。が、殺せんせーが、立ち止まったかと思うと触手をドリルみたいにして高速で回して一瞬消えたかと思うとミサイルを持って帰ってきた

「見せてあげましょう。業くん。このドリル触手の威力と、自衛隊から奪っておいたミサイルの火力を」

「先生は暗殺者を決して無事では帰さない」

瞬きをする間に業の口には熱々で美味しそうなたこ焼きが入っていた

「あっつっ! 」

「その顔色では朝食を食べてないでしょう。マッハでたこ焼きを作りました。これを食べれば健康優良児に近づけますね」

先生はそう言って笑っていた

「先生はね業くん、手入れをするのです。錆びてしまって暗殺者の刃を。今日1日本気で殺しにくるがいい。その度に先生は君を手入れする。」

「…」

「放課後までに君の心と身体をピカピカに磨いてあげよう。」

その後1日業は殺せんせーを暗殺しようとした。けど、本当に警戒している殺せんせーの暗殺は極めて困難だ。


放課後、崖の木に業は腰掛けていた。そんな業に私は話しかけた。

『業、焦らないでみんなで殺せんせー殺そうよ。殺せんせーは普通じゃないんだから』

しばらくの沈黙の後業は口を開いた

「やだね、俺が殺りたいんだ。変なとこで死なれんのが1番ムカつく」

『そっか。昔っから業は頑固だね』

「〇〇にだけは言われたくないね」

と、業から反論が飛んできた。すぐ後殺せんせーの声が聞こえてきた。

「さて、業くん。今日は沢山先生に手入れされましたね。まだまだ殺しに来てもいいですよ。もっとピカピカに磨いてあげます」

業はしばらく返事を返さなかった

『(てかなんでそんなギリギリのとこいんのよ。落ちるでしょ)』

「確認したいんだけど。殺せんせー」

「はい?」

「先生ってさ、命をかけて生徒を守ってくれる人?」

「もちろん、先生ですから」

「そっか。良かった。なら殺せるよ、確実に」

そう言って業は地面に背を向けた状態で崖から落下した

「なっ、」

『業!!!』

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