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⚠️注意⚠️

この物語は、特定の国を批判する、戦争賛美などの意図はありません。


※ショタ注意

※BL要素❌

※🇯🇵狂ってる

これらがいい方は本編へ↓






深い森の奥にある大きな四角い建物。

そこの地下に、囚われている何人もの小さな子供達がいた。

その子供1人、アメリカは小学1年生。一緒にいた兄のイギリスとも離れてしまって、暗い場所に独りぼっち。

持ってきていた物は無くなっていて、手も縛られていて動けない。


アメリカ『うっ……ひぐっ……ぐすッ……』


アメリカは恐怖と不安でポロポロ涙を流していた。

すると、扉の先からコツコツと、誰かがこちらに歩いて来る音がした。

その音はアメリカがいる部屋の前で止まり、1人の男が扉を開けて入ってきた。

その男はアメリカの前に行き、屈んでから話しかけた。


日本『こんにちは。僕は日本って言うんだ。今日から君の担当だよ。よろしくね。』


日本と名乗った彼は、笑顔でアメリカに挨拶をした。


アメリカ『……お、おにーさん、…こわい…』


アメリカがそう言うと、日本の先程までの笑顔が怪しい笑みに変わり、そっかそっかと相槌を打っている。

そして、どこから出したのか液体が入っている注射器を取り出し、アメリカの腕に刺し、液体を全て流し込んだ。

瞬間、体が地面に倒れ込んだ。


アメリカ『、ぁ…?』


視界が暗くなる寸前、日本の声が聞こえた。


日本『大丈夫、次に目が覚めたら全部終わってるよ。』


アメリカはその声を最後に聞き、深い眠りについた。








アメリカ『……ん、ぅ?』


アメリカが次に目覚めたのは、ふかふかのベッドの上。

酷く頭痛がする頭を抱えながら、起き上がった。


アメリカ『……ここは……』


ここはどこだと辺りを見回すと、ベッドの他に姿見が置いてあった。

それを見に足を運ぶ。

自分の姿が写った。


……あれ?

自分はこんな、背が高かっただろうか。

あんなに声が、低かっただろうか。


おかしい

おかしい

おかしい

…クルシイ


気づけば、アメリカは倒れていた。

誰かが部屋に入ってきて、なにか言っているけど聞こえない。

とにかく空気が吸えなくて、苦しい。

そのまま、アメリカは意識を手放した。






日本『………。』


失敗した。あの幼児、意外と”強い”タイプだ。

お気に入りの子を死なせるところだった。


日本『……はぁ、姿見…いや、鏡は置かないようにしないと……。』


やっと気に入った子を見つけて、ここまで成功したんだから。

……でも、さすがに”体を成長させる薬”は使わない方が良かったかな。

少し焦りすぎた…


日本『……まあいっか。』


あの子のお兄さんで実験して成功したし、あの子は生きてるし。

…この兄弟を選んだのは、我ながら良かったかも。

だって、片方の実験結果が良かったらその薬あの子に使えるもんね!!!


日本『絶対に離さない。』


2人ともね。




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