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白い建物に、黄色いガラス…
近所では必ず目立つだろうに、なぜコレを建物を私は知らなかったのだろう。
彼女は建物の前まで来ると、親切に扉を開けてくれた。
入れ、ということだろう。
私は、
「ありがとうございます。」
と言い、ペコリと頭を下げた。
中に入ると、白いフードを被った人たちが大勢いる。
そして、教壇の上には、水晶のようなガラスの玉がおいてあった。
「ええっと、これは?」
たずねる私に彼女はスラスラと説明をしていく。
「神様からのお返事を頂いたり、悩みを伝える場です。」
それから彼女は何度も説明と応答をしていった。
いろいろ変な部分があるのだと分かり、少し怖くなった。
そして、気味が悪い笑みを浮かべた彼女は、フフッと笑って、
「さぁ、あなたも悩みをいいましょう?
神様は、あなたのことを光へと導くはずです。」
気味が悪い。
白いフードを被った人たちは、みんなおかしい。
聞いてみると、あの人たちは、神に【光】へ導かされたのだそうだ。
それが本当なら、この神は中毒性がある。
だって、神に祈るためご飯なども後回しにして、祈るのだそうだ。
だから、入ったとき、 白いフードを被った人たちの数人が後ろを振り向いた。
その顔は、青白く痩せこけていた。
最後に彼女が
「あなたも仲間になりましょう?」
と言ったとき、私は逃げていた。
おかしな宗教から。
怖かった。
変な人について行った私が馬鹿だった。
そのまま、無事に家までたどり着いた私は、ホッとして胸を撫で下ろした。
もう、宗教に関わりたくないと、思った出来事だった。