TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

短編

一覧ページ

「短編」のメインビジュアル

短編

2 - いつまで、

♥

102

2022年08月08日

シェアするシェアする
報告する

俺はいつまで頑張ればいいですか?

いつまで我慢すればいいですか?

俺はもう…


限界です。




俺は今まで双子の弟、るぅちゃんと比べられてきた。

テスト、成績、友達、愛想 などなど、沢山のことで比べられてきた。

ほら、今だって

黄「お兄ちゃんたち!見てください!100点だったんです!!」

桃「るぅとはすごいなぁ」

紫「莉犬くんは?」

「はい…」

紫「何この点数。90点?」

「ごめん、なさい。」

紫「謝るとかいいから」

青「莉犬くんと違ってるぅとくんはすごいねぇ」

橙「うんうん」

俺は所詮こんな扱いなんだよ。

家事だって俺がやってるし、バイトもしてる。

でも、それだけじゃ認められないんだよね。

俺、欲張りだから褒めて欲しい、認めて欲しいって思っちゃう。

でも、間違いなんだよね。

俺が認められるなんて。





「….ふざけんな………」

桃「は?」

「ふざけんなって言ってるの。」

紫「莉犬くん!!」

「うるさい!!親ぶるんじゃねぇ!!気持ち悪いんだよ!」

青「何言って「そっちが何言ってんの!?」

「俺の気持ちなんて知らないくせに!!」

「…俺はこんな子じゃ無かったみたいな事思ってるかもだけど、こんな子になったのは誰のせいなんだろうね?」

桃「お前っ!」

「近づくな!!!!!」

俺はそのままキッチンに行き、包丁を取りだした。

「兄ちゃん達はさ、俺の苦しみとか、頑張りとか、我慢とか知らないでしょ?だっていっつもるぅちゃんだもん。」

「だから、俺は要らないでしょ?るぅちゃんだけ居ればいいでしょ?」

「1つだけわがままがあるなら、




















愛して欲しかった。

そう言って俺は包丁を自分に突き刺した。


END


没ごめん

loading

この作品はいかがでしたか?

102

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚