俺はいつまで頑張ればいいですか?
いつまで我慢すればいいですか?
俺はもう…
俺は今まで双子の弟、るぅちゃんと比べられてきた。
テスト、成績、友達、愛想 などなど、沢山のことで比べられてきた。
ほら、今だって
黄「お兄ちゃんたち!見てください!100点だったんです!!」
桃「るぅとはすごいなぁ」
紫「莉犬くんは?」
「はい…」
紫「何この点数。90点?」
「ごめん、なさい。」
紫「謝るとかいいから」
青「莉犬くんと違ってるぅとくんはすごいねぇ」
橙「うんうん」
俺は所詮こんな扱いなんだよ。
家事だって俺がやってるし、バイトもしてる。
でも、それだけじゃ認められないんだよね。
俺、欲張りだから褒めて欲しい、認めて欲しいって思っちゃう。
でも、間違いなんだよね。
俺が認められるなんて。
「….ふざけんな………」
桃「は?」
「ふざけんなって言ってるの。」
紫「莉犬くん!!」
「うるさい!!親ぶるんじゃねぇ!!気持ち悪いんだよ!」
青「何言って「そっちが何言ってんの!?」
「俺の気持ちなんて知らないくせに!!」
「…俺はこんな子じゃ無かったみたいな事思ってるかもだけど、こんな子になったのは誰のせいなんだろうね?」
桃「お前っ!」
「近づくな!!!!!」
俺はそのままキッチンに行き、包丁を取りだした。
「兄ちゃん達はさ、俺の苦しみとか、頑張りとか、我慢とか知らないでしょ?だっていっつもるぅちゃんだもん。」
「だから、俺は要らないでしょ?るぅちゃんだけ居ればいいでしょ?」
「1つだけわがままがあるなら、
愛して欲しかった。」
そう言って俺は包丁を自分に突き刺した。
END
没ごめん
コメント
5件
90でも高いって…、
めっちゃ好き… 没なんかじゃない