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『森の中で…』
「ヒュンヒュンヒュン…。」
ぷー吉「ふあ(喜)。」・偵察機を
追いかけている
ぷー太郎「まったく。なんで、
ぼくが…(不満)。」・偵察機の映像を
見ながら言った
語り手「ぷー太郎は、ダイアンたちの
ところに、ぷー吉を誘っているのだ。」
偵察機(ぷー太郎の声)「さっさと
置いて作業に戻ろう。ぶつぶつ…。」
ぷー吉「・・・・・。」・偵察機から
声が漏れているのを見て、不思議に
感じた
偵(太)「そろそろ着いたころかな。
」・森を抜けた
ダイアン「ひゃっほう(楽)!!」
「フオン、ドサ。」・ダイアンは、
川を波乗り板で進み、
海へ飛び出したところで、
丸太の近くに戻った
フィル「ダイアンさん!次ぼくです
(楽)!」・丸太の近くで、ダイアンと
共に、はしゃいでいる
偵(太)「・・・・・。」
語り手「偵(太)は、ダイアンたちを
見て、ぼう然とした。」
『しばらくして…』
偵(太)「・・・・・(怒)!!」・
森の中を憤慨しながら戻っていった
ダイアン「はしゃぎ過ぎたな…。」・
前を見ながら、川沿いを歩いている
フィル「えぇ。」・ダイアンに同じ
語り手「ダイアンとフィルは、偵察機を
操作する、ぷー太郎に、こっぴどく
叱られた(笑)。」
ぷー吉「ふあ。」・山側(左)を見た
バイス「おっ、あな。」・ぷー吉に同じ
ダイアン「ここか。」・地図を手に、
洞窟を見上げた
フィル「たらし、の家…。」・洞窟の
上の看板を見て呟いた
ダイアン「あいつ(たらし)は、
バカだから、冷静に対処すれば
いいってよ。」・フィルに言いながら、
地図をしまった
フィル「ふーん。」・ダイアンを見た
バイス「銃を返せー。」・洞窟に
向かって言った(棒読み)
たらし「よく、ここが、わかったな
(笑顔)!これでも、くらえ!!」・
洞窟から飛び出し、ダイアンたちに
銃を向けた
「カチ。」
たらし「あれ?おかしいな。もう1回。
」・銃の横のボタンを何度か押した
「カチカチ。」
語り手「しかし、何も起きなかった。」
ダイアンたち「・・・・・。」
たらし「くそ!こうなったら…!」・
銃をすてた
「グググ…!」・たらし、は、巨大化を
始めた
フィル「あわわわ…!!」・たらしを
見ながら、腰を抜かした
たらし「ガオ~…!!」・ほえた
語り手「たらし、は、5メートルほどの
大きさになった(姿は、そのまま)。」
ダイアン「でかくなっただけじゃねぇか
…。」・たらし、の姿に幻滅した
フィル「・・・・・。」・たらしを
見ながら、無表情になった
たらし「ふははははっ!!オイラは、
青竜の、たらし様なのだ!!このまま、
お前たちをペシャンコに…。」・下を
見ながら、左足を上げた
ぷー吉「ふ…わぁ〜…!
アァリィンコなぁの〜(笑顔)!!」・
ゆっくりと言いながら、下を向いた
たらし「・・・・・。」・左足を
上げたまま、自分よりも、
ちょっと大きな、ぷー吉を見た
語り手「ぷー吉も巨大化した(笑)。」
バイス「だれが、アリだ!!?」・
怒りをぷー吉に、ぶつけた
ダイアン「つられて大きくなったのか…
。」・ぷー吉(おすわり中)を見ている
フィル「さてと…。」・ぷー吉を
無視して立ち上がった
ダイアン「ん?何かあるぞ。」・
巨大化した、ぷー吉の右前足を見て
近づいた
バイス「?」・ダイアンを見た
ダイアン「ボタン?」・ぷー吉の前に
立って、右前足の青いボタンを押した
「シュンシュンシュン…。」・ぷー吉は
、ゴム風船のように、しぼんで潰れた
「ポロッ。」・ぷー吉の頭部の辺りから
、金属の、かたまりが出てきた
ダイアン「これは…、鉄か?」・金属の
、かたまりをひろって、しげしげと
見ている
「ポムッ。」・ぷー吉は元に戻った
たらし「オイラよりも大きくなるなんて
…。」・地面に手とヒザをつき、
ひどく落ち込んでいる
語り手「たらし、も、元の大きさに
戻っていた。」
『ぷー太郎の住む家で…』
ダイアン「銃の他にも、これだけ
盗まれていたぞ。」・ぷー太郎の
前に、大きな袋を置いた
ぷー太郎「やっぱりね。防犯カメラに、
ちょこちょこ映っていたから、
そうだと思ったんだ。」・袋を見つつ、
前足を組んだ
フィル「防犯カメラ?見当たらないけど
…。」・ダイアンの、うしろで、
家の中を探し始めた
バイス「ぼうはんカメラってなんだ?
」・隣に居る、フィルの顔を見た
ダイアン「それと、あの、トカゲからの
伝言だ。『また、盗みに行くからな
(笑顔)。』だと。」・たらし、の
ことをぷー太郎に伝えた
ぷー太郎「まぁ、いいや。
オモチャなら、いくら持っていかれても
問題ないし(笑)。」・ダイアンの
伝言を無視して、袋を開けた
「ヒョコ。」・袋の中から、ぷー吉が
顔を出した
ぷー太郎「・・・・・。」・ぷー吉を
見ている
ぷー吉「ふあ。これが、盗まれた銃。
」・発明品の銃をぷー太郎に渡した
ぷー太郎「ありがと…。」・ぷー吉に、
お礼を言った
ダイアン「ところで、その銃。
カチカチ音がするだけで、
何も起きなかったぞ。」・銃を指した
ぷー太郎「音がするだけ?」・銃の
確認を始めた
ぷー吉「ふんしょ。」・袋から出た
ぷー太郎「あぁ、電池切れだ。」・銃の
横の電池残量を見て言った
「ズザ…、ズザ…。」・ぷー吉は、
大きな袋を端へ移動させた
フィル「発明品って言うけれど、
どんなものなの?」・ぷー太郎に訊いた
ぷー太郎「撃てば、わかるよ。」・銃の
下の部分を開けて、電池を出した
「コロコロ…。」・ぷー吉は、
オモチャの、パトカーを転がしている
ぷー太郎「これで、よし。じゃあ、その
レモン色の犬(バイス)をぼくの前に
立たせてくれないかな。」・銃の下の
部分を閉じて、フィルに言った
フィル「こう?」・バイスをぷー太郎の
前に立たせた
バイス「・・・・・。」・人のように
立ちながら、ぷー太郎を見ている
ぷー太郎「えい!」・銃を撃った
「ビュンビュン、ビシッ!」・銃から
螺旋状の光線が出て、バイスに当たった
バイス「?」
ぷー太郎「離れて!」・バイスを
見ながら、少し、さがった
語り手「フィルとダイアンは、指示に
従った。」
「ピキーン!」・バイスの体に、
不思議な感覚が走った
バイス「ぶっひゃひゃひゃひゃ
(大笑)!!」・右へ転げ回る
バイス「ぶっひゃひゃひゃひゃ
(大笑)!!」・左へ転げ回る
フィル「ふーん。そういうことか…。
」・笑い転げる、バイスを見て納得した
ぷー太郎「他にも、マヒさせたり、
発情させたりする銃があるんだ
(自慢)。」
ダイアン(発情?)・ぷー太郎を見て
思った
「ガンッ!」・笑い転げる、バイスの、
うしろ足が、ぷー吉の背中に当たった
「ポヨン。」・ぷー吉から、
毛の無い、ぷー吉(茶色)が飛び出した
ぷー太郎「へはぁっ!!?」
語り手「ぷー太郎は、おどろき過ぎて、
ウラ声になった。」
ダイアン「!!?」
フィル「ふっ…。」・眼をそむけた
ぷー吉「ほあ?」・毛の無い、ぷー吉を
見た
ぷー吉(毛無)「?」・振り向いた
バイス「コロす気か(怒)!!?」・
疲れを見せながらも、ぷー太郎に
向かって叫んだ
語り手「バイスは、元に戻った。」
ダイアン「おい、うしろ!!」
バイス「ぬぅあ(怒)!?」
語り手「バイスは、ダイアンに
言われて振り向いた。」
ぷー吉・ぷー吉(毛無)「ふい、ふい。
」・2匹の、ぷー吉は、互いの、
ほっぺを引っ張り合っている
バイスの心の声(え?何これ??)
ダイアン「さすがのオレも、
気が遠くなりそうだぜ…。」
ぷー太郎「常識的に考えて、
犬は分裂しないはず…。でも、ぼくが
知らないってことも…。」・前足を
組んで、ぶつぶつと言い始めた
「タッタッタッ。」
バイス「ほい。」・ぷー太郎をつかんで
、2匹の、ぷー吉の方へ投げた
「ドタッ。」
ぷー太郎「何をするんだ(怒)!!?
」・起き上がって、バイスを見た
ぷー吉たち「ふあ。きゅうり(笑顔)。
」・ぷー太郎に言った
ぷー太郎「きゅうり、じゃあない
(怒)!?」・ぷー吉たちを見て、
はたく仕草をした
バイス「これ、どうすっか。」・3匹の
茶犬たちを見ながら言った
ぷー太郎の声「あっ、何を…。」
フィル「そろそろ帰ろうかな…。」・
ボーッと天井を見ている