コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ダイアン「兄ちゃん!」・茶犬たちを
見ながら、フィルを呼んだ
フィル「?」・ダイアンを見た
ダイアン「毛の無い方が、毛のある方を
担いで、妙な箱に入れたぞ。」
フィル「???」・茶犬たちの方を
見て、きょろきょろした
語り手「フィルは、ダイアンの
言う状況を見逃した(笑)。」
「トコトコ…。」
ぷー吉(毛無)「ふあ。」・ダイアンの
前に来て、右前足を差し出した
ダイアン「ん?」・ぷー吉(毛無)を
見た
ぷー太郎「おい!武器製造機に変なもの
入れるなよ!壊れたら、どうするんだ
(怒)!?」・ぷー吉(毛無)に
詰め寄った
ぷー吉(毛無)「さっき出した金属。
」・ダイアンを見ながら言った
ぷー太郎「話を聞け(怒)!?」
ダイアン「あぁ、あれか。」・金属の、
かたまりを出して、ぷー吉(毛無)に
渡した
「トコトコ…。」・ぷー吉(毛無)は、
金属の、かたまりを持って歩き出した
ぷー太郎「あっ、それは…(困)!?
」・武器製造機へ向かう、ぷー吉
(毛無)に、前足を伸ばした
「チーン。」
ぷー太郎「・・・・・。」・固まった
「ガチャガチャ…。」・2本の剣を
抱えた、ぷー吉(毛無)が、ぷー太郎の
横を通りすぎた
ぷー吉(毛無)「これは、ふたりで
使う。」・ダイアンとフィルの前に、
剣を1本ずつ置いた
ダイアン「おっ、おう…。」
フィル「ありがと…。」
語り手「ダイアンとフィルは、
毛のある、ぷー吉で作った剣、
『ぷー吉メタルの剣』をてにいれた。」
作者「以後ぷー吉(毛無)は、ぷー吉と
して扱う。」
ぷー太郎「・・・・・(悲)。」
バイス「なあ!ぷー吉が、くれた!」・
星がたのバッジを持って、ぷー太郎へ
駆け寄った
ぷー太郎「ぼくの『ロジウム』が…
(泣)。」・金属の、かたまりを
失って、ひどく落ち込んでいる
バイス「どした?」・ぷー太郎を見て、
首をかしげた
ぷー吉「・・・・・。」・ぷー太郎を
見ている
ぷー太郎「これ…。」・うつむいたまま
、2枚のカードをバイスに見せた
バイス「?」
ぷー太郎「門のカギ…。同時に通せば
開く…。」・チカラのない声で言った
バイス「カギもらった(喜)!」・
2枚のカードを高く上げつつ、フィルの
前に来た
フィル「あっ、できたんだ(笑顔)。
」・バイスの持つ、カードを見て言った
ダイアン「この剣は、邪気に強い、か…
。」・説明書を見ながら呟いた
ぷー太郎「・・・・・。」
語り手「ぷー太郎は、ダイアンたちに
背中を向けている。」
「トコトコ…。」
ぷー吉「これで元気だす。」・トリョフ
・プラチナをぷー太郎の近くに置いた
ぷー太郎「・・・・・。」
ぷー吉「それと、クッキー。あとで
食べる。」・クッキーの入った袋も
置いた
フィル「ぷー太郎くん!カギを
ありがとう(笑顔)!」・ぷー太郎に、
お礼を言った
バイス「行くぞ!」・外へ出た
ぷー吉「・・・・・。」・ぷー太郎を
見ている
ダイアン「吉!」・外から、ぷー吉を
呼んだ
ぷー吉「ふい。」・ダイアンたちの方へ
歩き出した
「バタン。」
ぷー太郎「ふう…。」・ため息をついた
語り手「ぷー太郎は、クッキーの
入った袋に眼をやった。」
「カサカサ…。」
ぷー太郎「もぐもぐ…。」・袋を
開けて、クッキーを食べ始めた
『道中で…』
「ザンッ!」
語り手「見失いメタル(液体金属の
魔物)が引き裂かれて消えた。」
ダイアン「思ったより切れるな。」・
腰のベルトに、ぷー吉メタルの剣を
差した
「ブンブン!」
語り手「フィルは、ぷー吉メタルの
剣を縦に振っている。」
フィルの心の声(ぷー吉くんを材料に
しただけあって、とても軽い…。)
バイス「なにか見つけたか?」・
草むらの中から顔を出し、ぷー吉に
言った
ぷー吉「ふあ。」・バイスに虹色の
バッジを見せた
バイス「すげっ!」・おどろいて、
草むらから出てきた
ぷー吉「あげる。」・バイスの右前足の
上(手のひら)に、虹色のバッジを
乗せた
バイス「いいのか?」・虹色のバッジを
ちら見して、ぷー吉を見た
ぷー吉「ふあ。」・うなずいた
バイス「じゃあ、これ返す。」・
星がたのバッジを出して、ぷー吉に
渡した
ぷー吉「ふい。」
キツネ「ガァッ!」・草むらの中から
飛び出して、犬たちをおそった
ダイアン「おっと。」
「ガンッ!」
語り手「キツネに、ぷー吉メタルの剣が
当たった。」
ダイアン「やべっ!魔物と間違えて、
やっちまった(焦)!?」・キツネに
気づいて駆け寄った
「バシュッ!」・倒れた、キツネから
邪気が抜けた
ダイアン「大丈夫か?」
語り手「ダイアンは、ぷー吉メタルの
剣を置いて、キツネを心配した。」
「ムク…。トコトコ…。」・キツネは
起き上がり、よろよろと森の方へ
歩き出した
フィル「アザが、できただけですか。
」・キツネを見ながら、ダイアンの
隣に来た
ダイアン「あぁ。魔物は、ズバッと、
いったんだがな…。」・キツネを
見ている
語り手「ぷー吉メタルの剣は、
魔を切り裂き、
命を守ろうとする剣なのだ。」
バイス「これ、どうやって付けんだ?
」・虹色のバッジのことをぷー吉に
訊いた
ぷー吉「胸に当ててみる。」・バイスに
答えた
『門の前で…』
モリト「あの子に、逢えたでしょうか…
。」・門を背にして、空を眺めている
「タッタッタッ。」
バイス「なぁ。」・モリトの足元に来て
言った
モリト「ん?」・下を向いた
バイス「にじいろ(喜)。」・
うしろ足で立ち、胸のバッジをモリトに
見せた
モリト「おや、かっこいいですな
(笑顔)。」・虹色のバッジをほめた
語り手「虹色のバッジは、静電気で、
くっついているのだ。」
ダイアン「おーい!カギを
もらってきたぜ(笑顔)!!」・遠くの
方で、モリトに手を振った
モリト「・・・・・。」
語り手「モリトは、ダイアンたちの方を
見た。」
ダイアン「1、2、の3、で行くぞ。
」・門の右側に立ち、左の、フィルに
言った
フィル「はい。」・うなずいた
ダイアン「1、2、の3!」
語り手「ダイアンとフィルは、門の
機器にカードを通した。」
『そして…』
モリト「門を開けていただき、
ありがとうございました。」
語り手「モリトは、ダイアンとフィルに
、お礼を言った。」
ダイアン「礼なら、太郎に
言ってくれや(照)。」
モリト「おや。その子は、太郎と
言うのですか?」・ダイアンの顔を見た
フィル「正確には、ぷー太郎くんですが
、発明好きな、おもしろい子でしたよ。
」・モリトに答えた
モリト「そうでしたか。発明するほどの
賢さとは、りっぱな飼主さんが居るの
でしょうな(笑顔)。」・フィルに
向かって言った
フィル「・・・・・。」・真顔になった
ダイアンの心の声(そういやぁ、
飼主は見てねぇぞ…。)
ぷー吉「・・・・・。」・獣人たちを
ボーッと見ている
バイスの声「つぎ、行こうぜ。」
「プルルル…。」
ダイアン「ん?」・どこからか
衛星電話を取り出した
フィル「うーん…。出かけていたのかな
…。」・腕を組んで考え始めた
ダイアン「あぁ、わかった。伝えておく
。」・衛星電話で、やりとりしている
モリト「おや、体の毛は、
どこでしょう?」・シッポだけに
毛のある、ぷー吉を抱いた
ダイアン「相棒からで、ワープ装置を
村に届けたってよ。」・モリトを
見ながら、衛星電話をしまった
モリト「そうですか。ポイット村の
人たちも楽が出来ますな。」・ぷー吉を
降ろした
ダイアン「あんたは、使わないのか?」
モリト「えぇ。今回は、のんびりと
帰らせてもらいますよ。」・
おもむろに、バイスを持ち上げた
ダイアン「じゃあ、時間も、まだ、
あるし、もう少し先へ行って見るか。
」・フィルを見て言った
フィル「え?あ、はい。」・ダイアンを
見て、うなずいた
語り手「ダイアン・フィル・ぷー吉は、
山あいの方へ歩き出した。」
モリト「ほら、みんな、行くって。
バイバーイ(笑顔)。」・バイスの
右前足を持ち、ダイアンたちに向けて
振った
バイス「だから、ちげぇ!」・モリトと
去っていく、ダイアンたちを見ながら、
ひどく慌てた
語り手「バイスは、またもや、
置いてかれそうになった(笑)。」