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夜、熱が少し下がってきて眠れずにいると、クロオが隣に腰かけて本当に心配そうに覗き込んでくる。『眠れない?』

「..うん。なんか、苦しくて」

『苦しいのは体?それとも…俺不足?』

思わず枕を投げそうになるほど甘い声で囁かれ、顔が一気に熱くなる。

(いや、これは風邪のせいじゃない…)

『ほら、おいで』

言われる前に腕を引かれ、彼の胸に抱き込まれた。

大きな手が背中をやさしく撫でるたび、心臓の鼓動の方が熱くなる。

『ナマエは、弱ってると余計可愛いんだからさ…そんな顔で見られると我慢できなくなる』「が、我慢して..」

『もちろん。今日は看病に来たんだから。でも….こうして抱くくらいは許して?』


ぎゅっと抱きしめられるたび、クロオの体温が自分の熱よりあったかくて安心する。

『明日熱が完全に下がったら…ちゃんとぎゅーってするから。今日は特別に優しくするだけな』

「それ、十分ずるいよ…」

『ずるいくらいでいい。それぐらいお前が好きってことですヨー」

そのままクロオの胸に顔を埋めて、ようやく眠気が戻ってきた。

彼の鼓動を聞きながら眠る夜は、熱なんかより甘くて、あったかかった。

風邪引いた彼女をクロオが甘やかす

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