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翌日 教室
琴音「小春〜おはよ!…なんか顔赤くない、?」
小春「そ、そんなことないよっ」
小春は激しく否定したので逆に怪しく思った私は問い詰めた、観念した小春はゆっくり口を開く
小春「じ、実はね…」
小春が言うに朝1人で登校していると碧河瑠夏と言う後輩の男子生徒に声をかけられたらしい。前から仲は良かったらしいが最近アピールされすぎて困っているようだ。私は慎重に聞く
琴音「小春はアピールされるの嫌なの?その子の事好きじゃない?」
小春「違うよっ、ほら…私恋愛向いてないもん。元カレにも反応が子供っぽいって振られちゃったし?碧河くんは友達としては好き」
小春は少しだけ顔を赤くして答えた。私には小春が碧河って言う人が気になっているようにしか見えない。
昼休み
私は昼休みのチャイムがなったと同時に教室を出た。授業中ずっと碧河瑠夏と言う後輩がどんな子なのか気になっていたからだ。
(もしヤバそうな子だったら小春を守らないとだしね☆)
1年年生のフロア
廊下はとても騒がしかった。小春と話している所をたま~に見ていたので見た目はぼんやりと覚えている。
(あ…いた!)
彼は教室の机に座って友達と無邪気な笑顔を浮かべて話していた。
(なんか犬みたいだなぁ)
呑気に見ていたら目が合って近付いてくる
瑠夏「あれ、そのリボンの色…先輩っすよね?どうしたん…すか…あ!いつも小春先輩と一緒に居る。え~と確か、」
琴音「(笑)琴音です。」
彼は不思議と興奮が混ざった顔で見つめてきた
瑠夏「なんでここに居るんすか?もしかして小春先輩に言われて?」
期待が混ざった視線を向けられてなんだか罪悪感が出てくる
「いや…すこーし気になったことがあって!用は済んだから戻るね」
私が今日瑠夏くんを見て思ったこと…まず1つ目 犬みたい!なんか反応とか子供っぽくてしっぽと耳が見えた気がする…(笑)
2つ目 あれは確実に小春に本気だ!小春の事めっちゃ聞いてくるし小春の話する時目が輝いていた。これは今後の観察が楽しみだ
今回は小春と碧河の話でした。これから2人も出していくのでお願いします!次は琴音と陽の話の予定です