注意事項
・政治的、戦争賛美の意図はありません。
・下手くそです。
・オリキャラ出ます。
・旧国出ます。
・本作品に出てくる方言又は外国語は全て翻訳機を使ってありますので、おかしな所があるかもしれません。
ハートありがとうございます。
では、どうぞ
・・・
「どうしましょう」
公園で一人ポツリとそんな言葉を溢していると後ろから声が聞こえました。
「何が?」
明るく、元気な女性の声、仏華さん《フランスさんのドール》でしょうか。そう思って振り返ってみる。
「bonjour!」
「こんにちは」
どうやら私の考えは合っていたようで後ろにはニコニコと笑う仏華さんが居ました。挨拶を交わすと仏華さんの後ろから今度は男性の声が聞こえました。
「仏華~!待ってください!急に能力を使って飛んで行くの本当に止めて下さい!」
声の持ち主は、ダッシュで此方に向かって来る炎吉さん《イギリスさんのドール》でした。
「ハァハァ、やっと、追い付き、ました」
仏華さんは「ごめんね」と謝っているものの、一切の反省の色を見せていません。
「日本さんこんにちは」
炎吉さんは息が落ち着いた様で、恭しくお辞儀をしました。私も釣られてお辞儀をして挨拶をしました。
「で?日本は何に悩んでんの?」
仏華さんが目をキラキラ輝かせながらそう尋ねます。
「実は……」
「という感じでして、イギリスさんとフランスさんの幼少期ってどんな感じでしたか?」
一頻り説明を終えると二人に聞いてみる。
「ん~と、ご主人はね~、ずっと絵を描いてたかな」
仏華さん曰く、フランスさんはずっと絵を描いていたりしたそうです。今と余り変わらないんですね。
「主様は、一生懸命旦那様(大英帝国)と私の真似をしていましたね」
「へー。以外です」
「本当に純粋無垢だったんですが、どうしてあんなに毒舌になったのか」
多分、いや、絶対大英さんのせいで毒舌になったんでしょうね。
「ついでに奥様(フランス王国)のことも教えようか?」
そんな事を考えていると、仏華さんがフランス王国さんの幼少期も教えてくれると言い出しました。確かにこの二人は長生きだったな、何て事を今思い出しました。
仏華さんは、フランスさんとフランス王国さんのドールでしたっけ。炎吉さんは、イギリスさんと大英帝国さんのドールで、二人とも主が変わって名前を変えたんでしたっけ。気になりますし、二人に聞いてみますか。
「はい。ぜひ!」
「いーよー。奥様はね~、ずっとjeの後ろに着いてきてたんだ~。可愛かった」
戦争をしていた時のプライドが高く、正に高嶺の花の様な方だったのに本当に以外ですね。大英帝国さんはどうだったんでしょうか?そう思い、炎吉さんを見る。
「私の主《大英帝国》ですか?あの時は色々と大変でしたからね。子供の頃は、本当にあっちこっち船で回ってましたから。まぁ、好奇心旺盛な幼少期だったと思います」
此方も個性豊かですね。
「教えてくださりありがとうございます」
そうやって感謝を伝えた後二人と別れて公園を出ました。
・・・
ん?彼処に見えるのは、愛華と両片思い中の炎利さん《アメリカさんのドール》じゃないですか!隣には、弟の炎加さん《カナダさんのドール》もいますね。ちょうど良いですし、聞いてみますか。
「こんにちはー!」
「「Hello」」
「突然なんですけど、アメリカさんとカナダさんの幼少期ってどんな感じだったんですか?」
「アメリカ様ですか、皆さん驚かれるんですけど、本当に大人しかったんです」
「えぇ!」
始めに口を開いたのは、炎利さんでした。あのアメリカさんが大人しいなんて想像がつかなくって思わず声が出てしまいました。
「まぁ、いいように言えばそうなんですが、悪いように言うと、自分が無かったんです」
話しを聞いているとまさか過ぎて驚きの声しか出ませんでした。
「ん~とね~カナダ様はね~。本を読んでたりしてたかなぁ。だから、結構物静かだったかなぁ。今は、特定の生き物を見せると凶変するけどね~」
「アザラシ……」
炎加さんはいつも道理ののんびりな感じで答えてくれました。やっぱりカナダさんは静かだったんですね。
その後感謝を伝えて又私は歩き始めました。
・・・
しばらく歩いていると津炎さん《ナチスさんのドール》と主炎さん《ソビエトさんのドール》、独華さん《ドイツさんのドール》、伊華さん《イタリアさんのドール》が居ました。確か、津炎さんと主炎さんは付き合ってるんでしたっけ。独華さんと伊華さんも付き合ってたはずですし、ダブルデートでしょうか。少し申し訳ないですが、聞いてみましょう!
「すいません!斯々然々です!」
「へー。主の幼少期かぁ。どうだったかな」
独華さんがずっと伊華さんの頭を撫でながら思い出そうとする素振りをする。
「あ、思い出した。主はな、結構パパっ子でな、ちっさいころは俺じゃなくてずっとナチスん所にいたわ」
ドイツさん、今凄くナチスさんの事嫌ってるのに・・・。可愛い。あ、因に、独華さんと伊華さんはどちらも女性ですので、ユリですね。
「イタリア様は今と変わらず元気にピッツァとパスタ食べてたんね」
イタリアさんは相変わらずと言った感じですね。
「俺の主は・・・今と変わらんな。言うなれば、今よりもずっと静かだった」
主炎さん曰く、ソビエトさんは相変わらず静かだったんですね。
「主は、主は、なかなか笑わないで、仕事ばかりしている人だった」
津炎さんは俯きながら少し辛そうにそう言いました。過去に色々あったらしく、言うのが少し辛いらしいです。言わせてしまって申し訳ない気持ちになってしまいました。
私が、「すいません」と謝ると逆に怒られてしまいました。そんなこんなで聞き終わったので、別れる事になりました。出来れば又会いたいですね。
・・・
私、思ったんです。このままでは、長すぎるのでは?と。と言うことで、皆さんの話をざっくりと纏めさせてもらいました。
No.1 王華さん《イタリア王国さんのドール》
「イタリア王国様は、本当何考えてんのか周りの人からはよく分からないって言われてたんね。今ではそれが想像できなくなったんね」
No.2 炎露さん《ロシアさんのドール》
「主様か。いつもソビエトん所に居て『あれ何?』『これ何?』って聞いてたな。まじでパパっ子だった」
No.3 白華さん《ベラルーシさんのドール》
「ご主人様は、可愛かったよ。何時も誰かの近くをちょこちょこ付いて行ってた。でもでも、盗撮するのは変わんないよ」
No.4 宇炎さん《ウクライナさんのドール》
「主様?ん~。お花畑でよく遊んでたかな」
No.5 中華さん《中国さんのドール》
「ご主人様アルか?凄い素直で甘えただったアル。可愛かったアル~」
No.6 湾華さん《台湾さんのドール》
「台湾様か~。手のかかる子だったよ。本当に直ぐ我が儘言ってたりしたからね」
No.7 南華さん《韓国さんのドール》と北華さん《北朝鮮さんのドール》
「韓国様はね、歌と踊りが大好きで曲を流したらよく踊ってた」
「主様は、そんな韓国さんが好きだった見たいでよく踊ってるのを見てたね」
「「今じゃ二人ともツンデレだけどね」」
No.8 共華さん《エストニアさんのドール》
「ご主人様は、今もですけど、本当に警戒心が無くて怖がりでした」
No.9 炎芬さん《フィンランドさんのドール》
「んあー。どうだったかな。確か、よく笑ってたと思う」
No.10 典華さん《スウェーデンさんのドール》
「主?ん~。人見知りでさ、何時も俺の後ろに隠れてたかな」
No.11 炎西さん《スペインさんのドール》
「主様は、よく寝てましたね。長くて丸一日寝てたりとか、良くありましたよ」
No.12 蘭華さん《オランダさんのドール》
「御主人様ですか、マイペースでしたね。お陰で何時も時間に遅れてました」
No.13 炎土さん《トルコさんのドール》
「どうやったかな?せや、思い出した。何時も誰かの為になんかしようとしとったわ。可愛かったで」
こんな感じでしたね。皆さん本当に個性豊かですよね。え?パラオと私達日本家の幼少期の話しを聞いていないですか?パラオはまだ子供じゃないですか。それに、私達日本家の幼少期何て聞いても面白くないですよ。
「祖国様ー!見つけました。夕食の準備ができたので早く帰りましょう」
色々と考えていると私のドールである愛華が来ました。本当ですね。もう夕焼け空が広がっています。
「はーい!今行きます」
この話で出てこなかった他のドール達は又いつか何処かで。もちろん私たちの話も何処かで縁があればお聞きくださいな。
夕日で真っ赤に染まる空を背に日本は自分の家に帰っていった。
・・・
どうでしょう。頑張りました。軽く3000字越えてるの笑えますよね。では、又いつか何処かで他の子もだそうと思っているので、頑張ります。
では、バイ
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