コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「おんりーチャン、またサボり~?」
いつもの屋上に居ると聞きなれた声がした
「今日は大会後で部活は休みです」
「部活ないのに屋上に居るの?」
「家に帰ったところで暇なので」
ぼーっと外を眺めるだけで、こんなに気が楽になれる。それに、家だとこんな眺めがよくないしね
「おんりーチャン大会お疲れ様」
「はい、」
「やっぱりおんりーチャン上手だね、あんな場面でも相手に勝てるなんて」
「別に、…俺だけの力じゃないし、…」
口ではこう言ってしまうけど、普通に褒められて嬉しい。特にぼん先生に褒められると
俺は自分よりも前へ出て、屋上からの眺めを見るぼん先生を見つめた
ねぇ、ぼん先生?
もし、自分が誰にもまだ言ったことない秘密があるとしたら、それを言っても貴方は今まで通りに接してくれますか?
きっと、無理でしょうねっw
俺は貴方とでは天と地ほど釣り合わない
それほど俺は汚れているから
俺は遠い目で貴方を見つめた
❤️400