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番外編1 『主様が幼児化してしまった!執事達はどうするのか?』After story
『本当に恥ずかしかった…。』
『可愛かったですよ!』
『早く忘れたい…。』
と、ムーを抱えながら廊下を歩いていたら団欒室から楽しそうな声が聞こえた。
『?何だか楽しそうな声が……。』
私は耳をドアに近づける。
『この主様も可愛いと思うよ。』
『俺はこっちもいいと思います。』
『えー?この泣いてる顔がいいっすよ。』
『な、何やらいやらしい話をしてる…っ!』
私はドアを開ける。
『こらー!』
『!?』
『何してるの!みんなして!』
『おやおや、バレてしまいましたか……。』
『な、何してたの。って、その写真わたしが幼児化した時の!いつの間に写真を!』
『主様が可愛くて…つい撮ってしまいました。』
『か、回収します!』
『おっと。』
ルカスに写真を撮った掲げられてしまう。
『身長いじめ!』
『ルカス…大人気ないぞ。』
『ふふ、でも止める気ないでしょ?』
『……。』
『ミヤジー!?』
『す、すまない。いくら幼児化した主様だとはいえ子供には弱くて…。』
『味方が居ない…。』
『こんなに集めてどうする気なの?』
『それはもちろんアルバムにします!』
『…え?』
『主様の可愛い写真集として保管します。』
『アルバムって……。』
『また主様の秘密が増えたっすね〜。』
『ちょっと待て秘密ってなんのこと?』
『それはもちろんあれです!俺達が持ってる主様用の秘密メモっす。』
『あれは秘密って言うかみんなが勝手に書いてるだけで…。あー、もう分かったよ。アルバムにするのはいいけど、見ていいのはみんなだけだからね。』
『了解っす!他の人には見せないっすよ。だって、可愛い主様を見ていいのは俺達だけの特権っすから。』
『アモンってば…。』
アモンの言葉に感心していたがその次の日フィンレイ様に見せてるのを目撃した。
『絶対許さない!!』
私はアモンを追いかけ回す。
『フィンレイ様に頼まれたら断れないっすよー!!』
次回は番外編2のAfter storyです!
コメント
2件
最近見れてなかったんですけど、いつ見ても癒されます