コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
✔虎杖
同じ呪術高専の同級生である時の任務がきっかけで悠仁くんの一目惚れによりお付き合いする事になった二人。
そんな中「苗字」と自分とは別の人が彼女ちゃんを呼び見るとそれは伏黒でみんなが仲良いのは良い事だ。と感心しているも心のどこかでチクッとした痛みを感じる悠仁くん。だけどある日2年生との体術訓練を受けている時に伏黒と苗字が授業に来なかった。不思議に思っていると真希さんが「アイツら合同任務らしいな」と休憩中に切り出すとそれに賛同して「仲良いもんな〜、何より幼なじみらしいしな」とパンダが「しゃけしゃけ!」と棘も続く。だけど、悠仁が宿儺の器である事もあってか付き合っているのを内緒にしようと話し合って決めたのだ。だからこんな所でバラす訳には行かないし、と顔を埋めて考えていた。「悠仁、元気ないな?大丈夫か?」と心配してくれる真希さんに「え!いや、大丈夫す、ちょっと昨日眠れなくて〜」と笑って返すと『悠仁?』と聞き慣れた声が響き声のする方へ振り返るとそこには任務から帰ってきた伏黒と彼女がいて思わず彼女の元へ駆け寄り「ごめん」と呟いてからそのまま抱き着く悠仁。周りもその様子を見て「え!?」と驚いてるのもお構い無しにぎゅうぎゅうと腕をきつく締め「苗字…俺の事好きか?ちゃんと好きって言ってくれ…お願いだから…伏黒じゃなくて俺の彼女でいて…」と泣きながら懇願する悠仁に『え?どうしたの悠仁。大丈夫?』と頭を撫でて背中をぽんぽんと優しく擦るも一向に離れる気配もなくて『悠仁?ちゃんと言ってくれなきゃ分かんない…』と声をかけると抱き締めていた腕を緩めて体を離すから両手で頬を包み持ち上げると目を赤くして静かに泣いている悠仁で「お前…伏黒と付き合ってるって…2年の先輩が言っててよ…付き合ってるの俺とじゃねぇの?もう俺たち付き合ってるって言っちゃダメ?」と言う悠仁に『あ〜ごめん!私がいけなかったよね…悠仁の事全然知らないから伏黒くんに相談して貰ってて…本当ごめん』と謝って和解した所で「んで、あんた達いつからなのよ」と釘崎の一言で「あ、バレた」と付き合っているのが高専全体に伝わったのだった。
✔狗巻
呪言師である棘くんと術師になる為に入学した至って普通の女の子。棘くんの一目惚れでお付き合いすることになったんだけど棘くんには最近気になる事が。彼女ちゃんは乙骨くんといる事が増えていたからだ。毎日一緒にお話もしてるし何ならお弁当を広げてお昼ご飯も食べるしその時に彼女ちゃんから不審な点は見られないけどそれを目の当たりにするとどうしても不安になるもの。今日も任務終わりなのか2人で仲睦まじく談笑しながら帰ってきたのを見かけて(…ズキ)と胸が痛む。そんな時にふと乙骨くんが彼女ちゃんの顔を覗き込もうとするのが見えて思わず「おかか💢」と彼女の前に飛び込む棘くん。「狗巻くん…?どうしたのそんな怒って…」『棘くん?』
と2人して目を真ん丸にしているのを見て「すじこ、おかか!!!」と怒る棘くんに『違うよ棘くん…』と弁解しようとする彼女ちゃんと棘くんの言葉に「狗巻くん勘違いさせてごめんね」とその場を去る乙骨くんを見てクルっと後ろの彼女ちゃんの方へ体を向けてぎゅ。っといつもの勢いはどこへやら弱々しく抱き締める棘くんの背中に手を回そうとすると「…ッ、おか…か…ぁ…」とずびずび鼻をすする音が聞こえ『棘くん?泣いてるの?』と問うと「たかな…」と心配して不安になったことを打ち明けられ『ごめんね、嫌な思いさせちゃって…憂太くんとはそんな事ないから安心してよ。棘くんの事について2人で話してたんだよ〜?』と背中を摩りポンポンと落ち着かせると抱き締める力が強くなり涙は出てないものの鼻や目を真っ赤にさせた棘くんは彼女ちゃんの目をしっかりと見据え「つなまよ?」『もちろん』「…しゃけ」『私も』と仲直りした(?)2人でした。
その後暫く棘くんは乙骨君を警戒しておりましたとさ。
✔乙骨
特級呪術師というのもあって高専を空ける事の多い乙骨くん。だけど彼女ちゃんへの愛は変わらず健在で帰ってきた時の楽しみにと日頃からお互い我慢している模様。そんな時任務を終え久しぶりに高専に戻り彼女ちゃんの元へニヤける顔を抑えながら向かうと彼女ちゃんの声ともう1つの声が。何やら2人で話し込んでいるようでそ〜っと聞き耳を立てると話している相手は五条のようだ。「憂太はね〜、…」雑音に掻き消され大事な所が聞けずどうしようかと思っていると『もう、やめにします。』少し鼻を啜る彼女ちゃんの声と共に普段の明るさはどこかへ行った五条先生の「…うん、そうした方が名前の為だよ」という優しい声色に付け加え更には彼女ちゃんの頭をぽんぽんと優しく撫でているではありませんか。それを見た乙骨くんは体の中からふつふつと沸き立つ黒い感情にいても立っても居られずその場に足を踏み入れ「五条先生、何してるんですか」冷たく言い放つと目隠しをしていても分かる五条先生は面白がった表情で「憂太も人間らしくなったね〜笑」と笑いながらその場を去る五条先生に「何ですか、名前ちゃんに…!」と言おうとするとグイッと顔が近づき小さな声で「あんまり寂しい思いさせると本当に誰かに取られちゃうよ?」と煽ってくる五条に「…っ、そんな簡単には取られませんよ?」と煽り返すと「良いねぇ〜、青春してるって感じ😆」と笑いながら去っていった五条に「はぁ〜」と溜息をつき彼女ちゃんの元へ歩みを進め「名前ちゃん」と声をかけ自分の方へ顔を上げた彼女ちゃんにぎゅ。っと抱き締め(覆い被さる、もたれかかるという表現が正しい)た後肩にぐりぐり額を擦り付け、「何もされてない?凄い不安だった…」
と震える声で告げる乙骨くんに『憂太の話してただけだよ〜』と変わらず言う彼女ちゃんに「でもやめにする。って…僕の事嫌いになった?」不安なのか問いかける乙骨くんに『違うよ〜嫌いになってないよ?ただ、しつこくいつ帰ってくるの?とか連絡するのは止めようと思って!』「なぁんだ…そんなことか…良かった…」と安堵したのか今度こそ背中に手を回し抱き締めた後頬に手を添えて「名前、好きだよ」そう告げ触れるだけのキスをした乙骨くんだった。
✔五条
呪術界において知らぬ人はいない五条悟の彼女となるとそれは人目に触れられたくないもの。だから付き合っているのを内緒にしてほしい。とお願いして「分かった」と珍しく聞き入れた五条だったがやはり守れるものでもなく所構わず構ってくるので『家以外では止めて』と静止し事なきを得ている彼女。呪術師として働く彼女も任務には出なければならないそれも合同任務。「苗字さん宜しくお願いします」『こちらこそお願いします』と七海との任務に出かけた彼女の事を聞きソワソワとしている五条に「先生〜どったの?」と1年の虎杖達だった。「ん〜?別に?悠仁達こそどしたの?」といつも通り返すと「いや!さっきナナミンと苗字先生帰ってきててさ、一緒に歩いてるの見かけて〜、な!?」「そう〜あれはもう様になってたわ」とウットリした表情を浮かべる悠仁と野薔薇に心の中に燃えたぎる何かが生まれ今すぐにでも飛んで行きたい彼女を自分の物だと知らしめたい。そんな欲に駆られた五条は生徒達の会話を無視して彼女の居場所を探そうとした所タイミングよくこちらに向かってきた彼女に走って行き駆け寄りその場でちゅ、ちゅぱちゅうという深いキスをして顔を離すと彼女は目を見開き『悟?どうしたの?なんで泣いてるの』と頬を流れる涙を優しく指で拭って心配そうに覗き込む彼女の顔を見て安心したと同時にさっきの悠仁の言葉が過り「名前、好きだよ。大好き…本当に大好き。愛してる」という愛の言葉を連発する五条に顔を赤くさせ口をパクパクさせる彼女に「僕だけの名前でいて…」と肩に頭をグリグリさせて甘える五条の頭を優しく撫でていると後ろに見えたのは口を開けて驚いている伏黒釘崎と顔を真っ赤にしてガン見している虎杖がいてそちらを見ている彼女に気付いた五条は子供じみた表情と口調で「僕の奥さんになる人だから取っちゃダメだよ」と皆の前で交際を公表してその後怒られる五条だった。