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勇斗side
はぁ、どうしよう。
もう俺は、吉田君への気持ちを止められないみたいだ。
あの日、ペンを拾ってくれたことをきっかけに、少しずつ吉田君と話す機会が増えていった。
今では、こうして何気ない会話を交わせるくらい仲良くなれた。
勇斗「な〜仁人、今日部活ないんだろ?俺もオフだし駅前のクレープ屋行こうぜ!」
仁人「勇斗、前も行ってたじゃん。まぁ、いいけど」
仁人と話していて分かったことがある。
仁人は、どうやらツンデレらしい。
素直じゃないところも、たまに見せる照れた顔も、ほんとに可愛い。
それに、仁人は話すとき必ず俺の目を見てくれる。
そのたびに目が合って、胸の奥がくすぐったくなる。
仁人と目が合うたび、今まで平凡で代わり映えのなかった俺の世界に、少しずつ色がついていく。
気づけば、俺の世界は仁人で溢れていた。
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仁人side
佐野君のペンを拾ったあの日から佐野君と話す機会が少しずつ増えていった。
そして今ではこうして一緒に出かける約束をするくらい仲良くなっている。
勇斗「な〜仁人、今日部活ないんだろ?俺もオフだし駅前のクレープ屋行こうぜ!」
仁人「勇斗前も行ってたじゃん。まぁ、いいけど」
勇斗と仲良くなってひとつ分かったことがある。
それは、勇斗がめちゃくちゃ人気者だということ!
……実は俺友達が少ないからあんまり知らなかったんだよね。
でも、仲良くなってみて勇斗が人気者なのも納得した。
誰とでもすぐに仲良くなれるしコミュ力も高い。
それに、イケメンだし!
ほんとにすごいなぁ。
……でも、勇斗のことでまだひとつ分からないことがある。
それは、時々俺の顔をじっと見つめたまま、固まって動かなくなること。
話しかけても反応が遅いし目が合うと急に慌てたりする。
……何なんだろう?
俺、ほんとに心配だよ。
コメント
1件
おお、両視点のすれ違いがもう……たまらないですね。勇斗くんが「仁人で溢れてる世界」って表現がすごく詩的で、恋に落ちる瞬間の鮮やかさが伝わってきました。一方の仁人くんは勇斗くんが固まるのを「心配」してるのが可愛すぎる。ツンデレで友達少なめ設定が仁人くんの人間らしさを深めてて、ただのラブコメに終わらない魅力を感じます。続き、どう転ぶんだろう。
tamaki
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