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「美穂だったら」
言葉が耳に届いてから、返事をするまでに短い間があいた。
「……え？」
驚きが声に滲んでしまったのか、美穂は焦った調子で続ける。
「今日あかねと遊んでたんですけど、クリスマスどうする？ って話になったんです」
話によれば、あかねさん夫妻は家でホームパーティをするらしく、それを聞いて美穂も触発されたらしい。
「あかねの話を聞いてたら楽しそうで、もし晴さんがいいなら、私もそうさせてもらえたら嬉しいなぁって思って……」
「あぁ、そういうことだったんだ。もちろんいいよ」
「ほんとですか！ありがとうございます！」
「俺の家で」と言われて一瞬ドキッとしたけど、あかねさんの影響なら納得だ。
ほかにしたいことがあるか尋ねると、「それだけで充分です！」と明るい返事があった。
「そっか。……じゃあ、俺もしたいこと言ってもいい？」
「あっ、はい！」
「せっかくだし、一緒＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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