テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
rom4
🦉🎻、📄
任務とただの日常
‘sr side’
今日は、任務の日だから朝から事務所へ向かう。軽く、ショートカットしながら歩いてゆく。事務所に早く着き、持っていた合鍵で開ける。と、凪ちゃんが机で突っ伏していた。息がゆっくりとしているから、寝ているんだろう。だって、物音しても起きなかったんだもん。机に近づき、凪ちゃんを突っつく。
sr 凪ちゃーん、請負人さーん起きてー?
ng うぅん…、ぁ、セラ夫…?
sr 今日は任務でしょ?
目をパチパチとさせながら、凪ちゃんはゆっくりと起きてきた。ぐーっと背中を伸ばして、横に置いてあったカフェラテを飲む。やっと、シャキッとした目でこちらを見つめ返す。
ng あぁ、そうでしたね。
sr 寝てたのは夜更かししたの…?
ng いえ、それは大丈夫ですよ。仮眠をとっていました。さて、昨日も説明しましたが一応改めて説明します。
なんて、言いながらカフェラテのカップを持ちながら、もう片手に資料を持ちながらソファに移動する。地図を机の上に広げながら、今回のルート取り、誰がターゲットなのか、など軽く聞かされた。
ng 今回は、戦闘がほぼ確実に起きますので。気をつけて。
sr うん、分かってるよ。にしてもヤクザねぇ…、そして取るものがデータと盗られた杖か…2つも?
ng はい、依頼主の詮索はあまりしていませんが、確実に敵対組織でしょう。そして、裏社会に関わっている人です。
sr 手慣れってことね?
ng はい、今回はぜふぃろの2人が助けに来れないと言う事で私も現場付近まで近づきます。お互いに危険な任務です。頑張りましょう。
sr あいよ、じゃ出発〜
と、颯爽と窓から飛び出すと凪ちゃんの「扉ぁぁ!!!」なんて声が聞こえた。さっさと、目的地に向かう。屋根の上を飛び越えながら、目的地のビルまで向かう。凪ちゃんも、後ろから着いてきてる。インカムで凪ちゃんから「早いです…」なんて。確かに、凪ちゃんよりは速いかも知れない。そうこうしてると、目的地のビル付近までたどり着く。
sr 『着いたよ、屋上から入るね。』
ng 『はい、そこに構成員が1人いる筈です。そいつを倒して服装を変装してください、用意したカツラも被ってください。』
sr 『あいよー』
さくっと、手刀で気絶させて口を縛って屋上に固定しておく。そくさくと、服装とカツラを被り内部に潜入してゆく。屋上からの階段をおりて、目的の部屋まで向かう。廊下を通っていると、通りに同じような姿で黒服が3人程で固まって動いているみたいだ。この組織は、団体意識が強いみたいだ。確実に大人数で掛かってくるだろう。とりあえず、データを盗むため凪ちゃんに言われた所まで歩く。
sr 『ここだね?』
ng 『はい、そこで合っていますよ。』
扉をガチャっと捻って、開ける。数人がそれぞれPCの前で何か作業しているようだ。一つ、空いている席がある。そこに座って、こそっとUSBを差し替える。そして、インカムから
『ありがとうございます、後は完了の文字が出るまでお待ちください』と、凪ちゃんの声が聞こえてきた。その後、完了の文字が出た。立ちあがろうとすると、一個飛ばしの席の人が声かけてきた。
mb そうだ、ここから離れるならボスのとこまでこれ持っていってくれないか?
sr はい、分かりました。
と、資料らしきものを渡される。明らかに取引の顧客情報だった、とりあえずボスの部屋までいい口実ができた。杖はボスの部屋にあるらしい、そくさくと部屋へと向かう。
途中通りすがりに、構成員がいるがバレていないようで馴染めているようだ。そして、ボスの部屋近くまでくる。
sr 『今、ゴールの近く。』
ng 『はい、頑張ってください。必要とあれば私も現場に向かいますので。』
sr 『おっけ。』
と、資料を持ちながら扉を3回コンコンコンッと、軽く叩くとボスらしき声が「入れ。」と聞こえてきた。「失礼します」と言い、扉を開ける。凪ちゃんの事前情報の通り、50代くらいの少しふくよかな、髪型がツンツンしててまさにヤクザみたいな人だった。
bs 要件は?
sr はい、こちらの資料をお持ちしました。
bs うむ、ところで…君は何処の担当だったかな?
sr 俺は…
ng 『あなたは、捜索戦闘担当です』
sr 探索戦闘担当です。
bs あぁ、そうだったね。
と、コンコンと鳴り、後ろの扉が開く音がする。2人程の足音だ。ボスは、ニヤッと笑う。インカムからも凪ちゃんが『貴方の部屋に、2人戦闘員が入っています。気をつけてください。』と、きっと潜入が気づかれたのだろう。
bs でも、君の担当ではその資料を運ばないよね?
sr 今日は、手伝いに…
bs そうか…、いつもはそんな君じゃないんだけどなぁ…アレスくん?
sr …!
mb1 へっへっ…
と、後ろから殺気を感じて咄嗟に避ける。ふと、見ると戦闘員の2人は、どちらも凶器を持っている。片方は銃と、短剣。どちらとも身長でリーチはあるが、確実にやり慣れている。と、銃が放たれる。弾をよけ、短剣の斬撃を躱す。2人に囲まれるが、銃を持っている方の、手を片足で蹴り、落とす。その隙に短剣はこちらへやってくる。
mb2 隙あり!
sr そうかな?
と、上げた片足をそのまま短剣の腕に当てる。と、一つ短剣が落ちる。また、短剣のやろうは、もう片方の腕を振り下ろしスーツの袖から短剣が出てくる。と、また斬撃がやってくる。途中、銃の弾を避けながら短剣がこちらにやってくる。俺も短剣を出して、キンッと剣と剣がぶつかり合う音がする。力で、剣を振り回して相手の剣を飛ばす。
mb2 くっ、やっぱりか…
mb1 なぜ…当たらない…!?
2人に目を配りながら、ボスをふと見る。席に座ってボスは目を見開いて驚いている、「やっぱり…」と一言ぽつり、その後「はっはっは…」なんて、悪魔みたいな笑い方をしながら、こちらを見てくる。何か合図を出したのか、2人はなぜか退散していった。
bs やはり…君は、こちら側に戻ってくるべきだよ。
sr …
何を言っているか瞬時に理解してしまった自分が嫌だ。俺は、ナイフをボスの首にギリギリ当てないで睨みつける。けどボスは余裕そうに、こちらを見ている。「どうしたんだ?」とでも言いたげにわざわざ、俺のナイフを首に近づけて鋭い刃先から、血が少し滲む。思わずナイフを首から離す。
sr 杖は?
bs …そう簡単に渡さないさ。条件を出そう。
sr 何。
bs 私を殺せ。出来るだろう?’Alesくん’は。
sr …
凪ちゃんからは、任務に行く前とか何かしらあるたび言われる。
「昔を忘れるな、今を生きろ。汚れたことはもうしなくていいからな」
「人は、なるべく殺さない。特に、殺せと言われた時」
「お前の過去は私たちと一緒に抱えよう」
ng 『セラ夫…』
sr ………
ng 『いいですよ、ただその時の感触、記憶を忘れないように。そして、悔やむ事。』
sr 『分かった…』
bs そうか、では杖の場所を言ったら殺してくれよ?そうじゃなきゃ交渉決裂だ。
sr 分かってる。
その後、杖の場所が口走る。そして、苦しまないように痛みがほぼ無いように銃を貰って、眉間の間を狙う。ドンっと、何かを貫通してゆく音がする。そして、カタッと一気に力が抜けた様に椅子にもたれかかって椅子で死んでいった。血が後ろの棚に飛び散って、まさに殺害現場。そのまま、杖を盗んで凪ちゃんのいる所まで走って行った。
2人で、帰ってる途中は何も喋らなかった。事務所に着いて一息つく、凪ちゃんが角砂糖を3つポトポトと、落としてカフェラテを淹れてくれた。そして、隣に凪ちゃんは隣に座って話し始めた。
ng 今回の任務本当にすみません…
sr いいよ、大丈夫だから。
ng でも…
sr でもじゃないの、凪ちゃんが言ってくれたでしょ?「私達が一緒に抱えるって」
ng あぁ、そうですね。
凪ちゃんは、こちらを見て「手を広げてください」って、大きく手を広げると凪ちゃんがちょうど胸の中に挟まる。思わず、ぎゅって凪ちゃんを抱きしめ返す。凪ちゃんも、胸の辺りで手を回している。なんだか、安心する。
ng セラ夫っ、きつい…
sr あ、ごめん
凪ちゃんが胸元でもごもごと喋ってる。軽く抱きしめて、至近距離で凪ちゃんのつむじが見える。凪ちゃんのいいシャンプーの匂いがふわっと香る。確かに、バグって安心とかいい効果があるんだっけ。確かに、多少は心の重みが軽くなったかも。凪ちゃんを離してあげると、凪ちゃんも満足しているようだ。
ng あー、久々に人の温もり感じた…
sr なんか、俺も心軽くなったかも。
ng そうですか、なら良かったです!
sr ねぇ、そろそろ空いてそうだしぜふぃろ行かない?
ng いいですね、行きましょう。
昼過ぎに、2人でぜふぃろに向かう。連絡もなくアポ無しだが、朝から昼まで新作で賑わって店内よりはマシだろう。その後、荒らしに店内を少し荒らされたぜふぃろを見るのはまた別のお話…
数話前のぜふぃろの話にぎり繋がります。
結局、私むふぉなんすわ。
次はヒーローか、何かしらのパロが書きたいですわ(!?)
でもなぁ、むふぉとロウくんの話を書きたいですね。
どうしましょう。