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五年生の秋、 席替え
(席替えかあ…さくやくんと絶対離れたくない…次も近くがいいな…)
私のそんな願いは虚しく、さくやくんと真逆の席になってしまった。
(最悪…これからどうやって話しかけよう…)
話しかけようとするも緊張してしまい、話しかけることができない日々が続いた。
さくやくんと話せないのがこれ程まで辛いとは思ってもなかった。彼との関わりは少なくなっていく。
私は焦った。
(どうすれば、どうすれば彼は私を見てくれる?私を見てよ。彼に好かれるような私にならなくちゃ。みんなから好かれる陽キャに。)
そんなことを考えていてもそうそう陰キャの心は変わらない 。
陰キャな私には彼やあそこにいる楽しそうな人達に話しかける勇気も、資格なんてなかった。
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