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オーハン、お父様への愛が良いね💕︎💕︎👍 墺ちゃんもちっこいのに健気で存在がでかい…😭😭😭🫰🫰 もっとくっついて欲しいですね!ヤってもいi(((((((( そのままプロイセンちゃんとドイツ帝国ちゃんもイチャイチャしたらいいなぁ…なんて💕💕((((
あぁ、ふつくしい物語ですこと、、、ちゃっかりお膝に乗せてるオーハン、愛が滲み出ている、、、!それを許す帝国も可愛い、、、! 近親がなんだ!!同性なんだからいくらでもヤッてしm((((((((((((殴
どうも皆様、サカナです
流石に独墺以外も書こうかなと思いまして、二重帝国×オーストリア帝国書きます
ゲルマン民族から離れられません、あいつら沼です
オーストリア帝国といえばハプスブルク家ですよね
百合百合しいオーストリア帝国親子です
実質同一人物ですがお許しを
私の小説でたまによくある雰囲気で読むやつです
誰かこのカプ書いてたりしないかしら…!!!
一応親子カプなのでご注意ください
近頃、お父様を見ていると妙な気分になる。
前まではただの尊敬だったはずなのに、触れたいと思うようになってしまった。
私もお父様も男性だ。
それに実の親子。
けれど、小さく愛らしい体でキリキリと動く姿にどうしても目が奪われる。
たまにお酒を飲まれている時だって、すぐに酔って寝てしまわれる姿が可愛いと思った。
私と違って美しい青い眼が私を写す時、どうしても言い表せない気持ちが心に燻る。
ジリジリと炙られているような、もどかしくも甘い気持ち。
幼い頃からこうだったわけではないのに、どうしてこんな風になってしまったのだろう?
お父様は花のように美しい方だから、私が触ってしまったら汚してしまいそうで恐ろしい。
まるで薔薇のような人だ。
美しくて人を惹きつけるのに、触れば萎れてしまいそうなほどか弱く、誰にも刺さりやしない小さな棘で身を守っている。
あの人に触り、間近で様々な表情が見られるプロイセンさんが羨ましい。
私はいつも、その様子を影から見つめるだけ。
私にできることなんて、そのくらい。
お父様、世界で一番愛らしいお父様。
せめて、この二重帝国めがこの気持ちを持つことだけはお許しくださいね。
決して外には出さぬよう、少し避けねばならないかもしれない。
「…オーハン、少しお話があります。よろしければ、私の書斎まで来ていただけますか?」
そんなある時、お父様にお呼び出しを受けた。
何かを壊した覚えや、誰かに失礼を働いた覚えもない。
元々そんなことしないが、問題とされるような行動は何一つしていないはずなのに。
もしや、知らず知らずのうちに何か良くないことをしでかしてしまったのだろうか…
不安が募る中、私は「はい」と返事を返してお父様について行く。
相変わらず小さなお体だ。
なぜ私と同じくらいか、それよりも背の高いプロイセンさんと張り合えてきたのだろう。
やはりお父様は素晴らしい方だなぁ。
そんなことを考えているうち、気がつけば書斎へ辿り着いていた。
書斎の扉を閉め、お父様に向き直る。
なぜだか少し、悲しそうな顔をされていた。
「えぇと…どうかなさいましたか?私、何か怒られてしまうような事をしてしまったのでしょうか?」
明らかに違うことはわかっている。
だが、心当たりを話すわけにはいかないから仕方がない。
「…率直に言いましょう。最近、貴方に避けられているような気がするのです」
沈黙。
私には答えることができなかった。
「今までこんなことはなかったでしょう?私なりに努めてきたつもりですが、何か不満に思うことや、後ろめたいことでもあるのですか?」
「…それは…」
「私は、無理に話させたいわけではありません。ただ、また以前のように仲を深めたいと思っているだけなのです。話したくないのであれば、私はそれでも構いません」
にこりと無理に笑うお父様。
下がったままの眉はお父様の気持ちを代弁しているようで、私情だけで苦しめている状況に嫌気が差す。
「…お父様、その…私…」
そこからは、何を話したのか覚えていない。
とにかく、お父様が大好きであるということをひたすらに伝えた気がする。
これが親愛なのか恋愛なのか、私には判断できないけれど。
誤解が解けて納得してもらった時の笑顔は、素晴らしく美しく、愛らしかった。
だけど、少なくとも普通の親子ではなくなってしまったのだろうな、と思う。
そうしてお父様との距離を戻し、更に近くなっていたある日。
「…なぁ、なんかお前ら …距離、近くねえか?」
「あら、そう見えますか?」
「そりゃそうだろ。ついに息子すらこき使い始めたか?」
私の個人的趣味でお父様を膝の上に乗せていたところ、プロイセンさんにそんなことを言われてしまった。
「誤解です。私自らお願いしました」
「………はぁ?」
「お父様は軽くて暖かいので、何の負担にもなりませんよ」
「す、少し恥ずかしいですね…ですが、オーハンの言う通りです。私も遠慮はしました。けれど、この子がどうしてもと言うので…」
「……はぁ…?」
頬を赤く染めるお父様は非常に可愛らしい。
この体制はお父様の体温を直に感じられる上、お父様が動かれるたびに花のような香りがふわりと香ってくる。
はっきり言って、最高です。
「…俺にはよくわかんねえけど…まあ、お前らが幸せならいいか…」
お父様はまるで、薔薇のような人だ。
美しく魅惑的な仕草で人を惹きつけ、常に凛々しくあり、朝露が輝くようにキラキラとしていて、どこから見ても完璧な高嶺の花。
私の手の中にいるあなたは、私のことを信頼しきっているらしい。
いつか枯れてしまうその時まで、私はあなたのお側で見守り続けたい。