〜シンオウ上陸〜
「僕はロア、訳あってヒスイゾロアークに転生した元人間」
「そんな僕は僕のトレーナーであるアオイの言葉で、僕もポケモンを育成したくなって」
「世界を渡り歩きたくもなったから、アオイにそのことを伝えて、取り敢えず興味があったシンオウ地方に行くことに」
「シンオウ地方に上陸して、とりあえず歩き回ってポケモンの観察をしたり」※ほぼ愛でてただけ
「モーモーミルク?っていうの気になってたから飲んだりとか、シンオウのことも知りたくて歴史も勉強したりと…」
「周りの人からジロジロ見られたり、店の人から変なこと言われたりしながら旅を楽しんでたら…」
ロア「んわ!!めっちゃ美味しいですこれ…!!」
シロナ「でしょでしょ?イッシュ地方のヒウンアイスっていう名物品なのよ!」
シロナ「ふふふ、丁度ふたつ持ってて良かったわ〜!」
シロナ「私アイス大好きなの!ロアくんとは仲良くなりたいし、あげちゃう!」
ロア「別にアイスとかくれなくても…シロナさんとは仲良くなりたいです!友達は増やしたいので!」
ロア「…まぁ僕もアイス大好きなのでありがたすぎますけど…」
シロナ「えー!ほんと?嬉しい〜!ロアくんって素直で可愛らしいのね!」
ロア「可愛いはちょっと…言われ慣れてない…ですね…」
シロナ(この子本当に男の子かしら??)
ロア「それにしても、イッシュ地方の…僕の友達のいるとこのなんですね、コレ…初めて知りました」
シロナ「あら!イッシュ地方にお友達がいるの?ロアくんってお友達多いのね」
シロナ「ヒウンアイスを知らないって事は、ロアくんはイッシュ地方じゃないのかなぁ…ボソッ」
ロア「すみません聞こえてます」
シロナ「…あ、あー!もりのヨウカンいる?」
ロア「食べたいです!」
シロナ「ふふっ、どうぞ!」
「…めっちゃ食べ物くれる美人さんに捕まった」
「……餌付け?」
「…こ、こほん、それにしても目立つ格好というか…綺麗な人だなぁ」
「明らか只者じゃなさそうなオーラは感じる、というか髪飾り的にルカリオ持ってるだろこの人」
「そしてもりのヨウカン美味しいし…(関係ない)」
「シロナさんのガブリアスずっとあまがみしてくるし…シロナさん自体はバレてないと思ってるのか耳触ってくるし」
「この人のガブリアス人懐こくてめちょ可愛いじゃん……(嬉)」
「んや、でも別に姿は人だから周りの人から見たらヤバいのでは??」
「誘拐現場とかって勘違いされない?大丈夫?いや、でもいざとなればバラせば行けるか?」
シロナ「大丈夫?考え事してそうな顔して…」
ロア「え、あ、あ〜……」
ロア「いや、凄い美人さんに捕まったなぁって…」
シロナ「へ?」
ロア「あ、色々食べ物ありがとうございます!」
ロア「僕、今持ち合わせがないので…また会う時までには、お礼の品用意しますね!」ニコ-ッ
シロナ「え、えぇ!全然いいのに…!それにしても、美人さんだなんて…」
シロナ「お世辞…上手なのね」ふふっ
シロナ「もうー…きーめたっ!ロアくんって、連絡先とか…持ってるかしら?」
ロア「え?」
シロナ「出会ったばかりでグイグイ来ちゃって申し訳ないけれど」
シロナ「ロアくんとは何故か交換したくなっちゃったの!」
ロア「んえ!?良いんですか…?!めちゃくちゃ嬉しい…!!ぜひぜひ!」
シロナ「ふふ、さっきお礼の品用意するって言ってたじゃない?」
シロナ「これが私にとってとても嬉しいお礼品だから、用意はしなくて大丈夫よ♪」
ロア(めっちゃ良い人だ…!!!ポケモン人懐こいしお菓子くれるし…親しみやすいから割と序盤で気づいてたけど!!)
ロア「ありがとうございます!僕…本当に嬉しいです!」ニコニコ〜
シロナ「…ロアくん…やっぱり、私のお友達にそっくりね、可愛いわ」
ロア「え?」
シロナ「あなたなら、あの子と同じで何かやり遂げるかもしれない…」
シロナ「私のガブリアスがこんなに懐いているし、私感じるの」
ロア「…ボクが?」
ロア「で、でも、ボク…ポケモン持っていなくて…」
ガバッ
ロア「?!?!」
シロナ「ち、ちょちょちょちょっと待って!??」
シロナ「あなたポケモン持っていなかったの!??」
シロナ「ポケモン持っていなくてここまで来れたの!?どうやって?!空港から結構距離あるわよ?!怪我とかない…!?」
ロア「お、落ち着いて…」
シロナ「ぽ、ポケモン捕まえにいきましょ!!!丁度私洞窟の調査をするとこなの!」
ロア「はい?!?!」
「な、なんか…何、この状況…?」
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