「皆さんご察しの通り。1900年代、第一次世界大戦中の中央同盟国さんたちがタァーイムスリップしてきました〜」
国連は何故かご機嫌で紹介する
「ドンドンパフパフドンドンパフパフー(棒)」
スイスは手を動かしながら棒読みで盛り上げる。
するとブルガリアとハンガリーは少し迷惑そうに言った。
「……こないだ枢軸帰ったばっかじゃん…」
「大日本帝国とかやばかったよね。」
「あー確かに。前みたいなナ◯スに勝手に経済やっられたりでもしたらどっかに閉じ込めないと…」
「あれはやばかった。マジで。」
すると国連がニッコニコで口を開く。
「ドイツたちが来るのに三時間ちょっとかかったんだよね!その間ずっと静かに待っててくれたんだよ?この前の枢軸国は30秒で飛び出して行ったからね!長い間静かに待っててくれたんだよ?」
それを聞いて部屋は静まり返る。
「スンマセン」
「なんかドイツ今日変じゃない?寝てないのかい?」
WHOが心配そうにドイツを椅子に座らせる。
「3日は寝てないです」
「だからだよ。早く寝かせないと暴れるんじゃないの?」
ブルガリアはフッっと鼻で笑いながら言った。
「みんな忙しそー」
トルコはイスラム系でもあってクリスマスというものはない。
「カナダ。全員分できたよ。」
「ありがと〜!国連、もうあげちゃっても良いですよね?」
スイスはシチューのお皿を持ってカナダに声をかけた。カナダは国連に中央同盟国にシチューを配って良いか聞いた。
「勿論。待たせてすまないね。」
「ベッドテーブルどこにあんだ?」
「右端だよ。」
「thank you」
アメリカは袖を捲ると黙々と運んだ。
「どーぞ」
アメリカはニッコニコでドイツ帝国のベッドテーブルを置く。するとドイツ帝国はアメリカを鋭い目つきで睨みつけた。
「ひぃ〜冷たいねぇ」
カナダはドイツ帝国の目の前にそっとシチューを置く。
「お口に合えば…」
「………。」
「…^_^;」
めちゃくちゃ気まずい。
「どーぞ♪」
スイスはブルガリア王国のテーブルに明るく声をかけながら置く。
「ありがとう…//」
シチューの良い匂いに思わず嬉しくなった。
「どうぞ」
カナダは気を取り直してそっとシチューを配る。
「…っ……有難う」
オスマン帝国は自分の目に映る久しぶりの食べ物で胸が高鳴る。
「お召し上がりくださーい」
スイスはまた明るく声を張ってコト…と置く。
「ありがと〜!」
1番優しく嬉しい返答が返ってきた。二重帝国。
めっちゃくちゃニコニコだった。
全員配り終えると国連やWHO、オーストリア達にちょっとした飲み物を配る。
「兄さんはコーヒーかコーラどっち?」
「あ。俺はいいぜ。今お腹空いてない」
アメリカは両腕を挙げて遠慮する。
「結局全部車で食べちゃって…」
はぁぁぁ…
カナダがため息を吐く。めちゃくちゃ呆れていた。
「何アメリカ?ダイエットでも始めたのw?」
「はっ!?ちげーしばーか!」
「…図星」
カナダは全員分配り終えるのを確認すると自分の分も作って空いてる椅子に座った。
国連はカナダが座るのを確認すると
「じゃあ……頂きまーす!」
「頂きまーす」
「頂きまーす……?」
主ですぅ。突然ですけど表紙変えます!
それだけです。はい。
さよなら‼︎
コメント
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一話から見てきましたがめっちゃ好きです!!!言葉選びと世界観天才すぎます…! 応援してますッ