TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「嫌いになれない〜不器用な恋〜」


__________________




廊下の角を曲がろうとした時、奥の方でカルドが部下であろう女性と話している姿が目にとまった。いつも私にしか見せないような、優しい顔をしていた。何を話しているのだろう、そう思った瞬間。カルドがその人の頭を撫でたのだ。


心にある何かがすべて、グシャリと崩れた気がした。


嘘だったんだ、愛してなんかいない。

やっぱり私よりも、女性といた方が会話だって弾むし、楽しいに決まってる。私のことなんか、ただの同僚としか思ってないだろ。

あの時の告白の言葉だってどうせ紙で作ったハリボテに過ぎない、嘘偽りの台詞だ。

今まで見せて来た笑顔も、猫を被っていただけなんだ。そして、 送ってきたプレゼントも、全部。

自分で考えた言葉でさらに傷付く。


深く考えすぎているだけかもしれないが、今のオーターは酷く動揺していて、そんな冷静に考えることはできなかった。


「こんなんだから、私はダメなんだ…」


少しでも信じた私が馬鹿だったな。ああ、ガンガンと響くような頭痛がする。目眩もしてきた。視界がぐらりと歪み、ふらつく。


あ、これ、ダメなやつだ。


壁にもたれ、頭を抑える。重い足取りで歩きながら来た道を戻り、自身の執務室へと向かう。

こんな姿、誰にも見られてはいけない。


『好きな人に裏切られるのって、こんな最悪な気分なんだな…』






あの女がひたすらに妬ましい。悔しくて悔しくてたまらない。やっぱり男の本能として、女の方が好きなんだ。騙されたんだ、すべて。






……いや、違う、これでいいんだ。もともと私はカルドには似合わないし、他の女性にとって邪魔な存在でしかない。女性の方がお似合いだ。

カルドはあの人とつながるんだ。私は引っ込んでいなければ。


今までのこと、全部無駄だったな

ああ、涙が込み上げてきた、、。




第五話 終

next▶︎▶︎▶︎♡⤴︎400


主より

ちょっと不穏な展開になって来ましたね。

カルドはちゃんとオーターの気持ちに気付いてくれるのか、どうぞお楽しみください。

まだ4話が♡400いってなかったけど書き終わったので投稿しました。

もしかしたらこれから♡の数関係なく投稿するかもです。

嫌いになれない〜不器用な恋〜 カルオタ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

800

コメント

2

ユーザー

オーターさんが😭カルドさんオーターさんを助けてあげてください😭

ユーザー

更新、待ってました!前回まで甘い雰囲気だったのに急に不穏になりましたね。オーター、カルドの話も聞かずに結論出すのは早いんじゃと思いました。

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚