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私の名はリュヴァ・ガーデン。
性別は男。
階級はまぁA級とでも言っておこう。
一応上層部の人間で一番偉い人の次に偉い人って感じだな。
その1番偉い人に私は頼まれて隊員を見てこいと言われた。
何故かって?
どうやらボーダーの中にはネイバーが混ざっているらしいからな。
まぁ当の私はネイバーがいてもいなくてもどちらでもいい。
ただお偉いさんたちは困るみたい。
まぁそんな感じで私は変装しながら隊員の中に紛れ込んでいる。
変装時の名前はリュカ
性別は女
階級はB級の真ん中ってら辺。
中間が1番怪しまれないだろうと思い私はそこにした。
わざわざ女にならなくてもと思ったが面白そうだったのでやってしまった。
そもそも一人称が私だから大丈夫だろう。
そして私にはこの案件を承諾した理由がひとつある。
まだ秘密だけどな。
私はランク戦というものをやりに行く。
持ちポイントを賭けて勝負したり賭けずに勝負したりと自分のレベルを上げることが出来る。
向かっている途中で1人の男の声が聞こえる。
「リュカ〜!」
後ろを振り返るといつもの4人がいた。
リュカ「久しぶりだね、湊」
リュカ「他のみんなも元気そうで良かったよ」
加賀美「リュカも元気そうでなによりです」
甲斐田「リュカはランク戦やりに来たの?」
剣持「ここにいるってことはどう考えてもそうでしょ」
甲斐田「そんな言い方しなくてもいいじゃないですか!」
リュカ「笑笑」
いつも通りの人達だ。
ここに来て3週間、仲良くなった人だ。
つまり3週間が経ってもネイバーの情報は何も出てこない。
この人たちは第1部隊所属の人であり全員A級レベルの才能がある。
加賀美さんは第1部隊の隊長であり、本部の会議などにも参加するため私はバレないように頑張っている。
まぁいつかバレそうだけどな。
そんな話をしていると剣持さんのところにある人が現れた。
伏見「とやさぁーん!」
剣持「がくくん、、そんな大きな声で呼ばないでくださいよ、」
伏見「笑笑、皆おはよ〜!」
現れた人の名は伏見ガク。
彼はどうやら剣持さんと仲が良く、よくふたりでいるところを見る。
伏見ガクもA級レベルの実力がありとても器用だ。
剣持「がくくんまたそんな格好でいて、」
伏見「上層部に怒られますよ?」
ガクさんの服装は上着を脱いでいて黒のランニングの服に二の腕まである長い黒の手袋みたいのをつけていた。
通常なら上着があり皆それを着ている。
この服じゃ確かに上層部に怒られそうだ。
まぁ今の私に怒る権利はないから怒らない。
あとめんどくさい。
伏見「大丈夫大丈夫ーとやさんがいるもん」
剣持「何言ってるんですか、」
剣持さんは呆れた顔をする。
不破「上着どうしたん?」
伏見「いやぁ暑くて脱いじゃって〜、どこやったか覚えてないんですよねぇ」
甲斐田「えー、」
加賀美「何やってるんですか、」
伏見「あははは、笑」
剣持「あははじゃない」
伏見「アデッ、」
剣持「しょうがないですね、僕の貸してあげますよ」
剣持さんはガクさんに自分の来ていた上着をあげる。
剣持さんは半袖なのでバレても怒られなさそうではあった。
伏見「とやさん…半袖寒そう、」
剣持「誰のせいだと思ってんだよ」
ガクさんは剣持さんにそう言われながら剣持さんの服を着る。
そして首元の匂いを嗅いだ。
伏見「とやさんの匂いする、んふふ笑」
剣持「何笑ってんの、きもいよ?」
伏見「そんな事言わないでよぉ」
そんなふたりを横目で見る。
すると加賀美さんが私に言ってきた。
加賀美「これは、私たち空気ですね」
リュカ「はい、」
不破「リュカ〜俺とランク戦やろーよ」
つかさず湊が私にランク戦をやろうと言ってきた。
リュカ「えーA級の人とやるのはちょっと〜笑」
不破「いいじゃーん」
甲斐田「僕もリュカとやりたい〜!」
加賀美「笑笑」
肝心の加賀美さんは笑っているだけで助けてはくれなそうだった。
はぁとため息をつきながら剣持さんとガクさんの方を見る。
2人は小声で何かを話しているようだった。
甲斐田「持さん?顔赤くない」
甲斐田くんが剣持さんにそう聞く。
言われてみれば確かに顔が少し赤くなっていた。
剣持「んぇ?!そぉかな、笑//」
剣持さんは笑って誤魔化す。
剣持「ちょっとがっくんこんなとこでそんな話しないでくださいよ///」
剣持さんがそう小声で言ってるのが聞こえた。
ガクさんはごめんごめんと言いながら剣持さんの顔を見てニマニマしていた。
リュカ「グッ」
不破「え?リュカ?」
私がこの案件を承諾した理由。
それはこの尊い現場を目撃することだ。
私は何を隠そう腐男子なのである。
上層部にいた頃、2人にはある程度目をつけていた。
まじかでみれるのがありがたい。
あと色んな人の腐を見たい。
不破「リュカ?どーしたん?」
リュカ「うんんなんでもない!」
不破「そぉ〜」
湊にバレそうになったが何とか誤魔化す。
そんな日々を私は監視しネイバーを探す。
そもそもネイバーがいるというタレコミ自体が嘘だったらいいのになんて思ってしまう。
その後4人はすぐに帰って行ってしまった。
どうやら緊急任務が入ったらしい。
ガクさんもいつの間にかどっかに行っていて私は1人ランク戦をやり帰った。
次はどこへ行こう。
そう考えながら今日は寝た。
to be continued