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⚠️注意⚠️
この物語は、特定の国を批判する、戦争賛美などの意図はありません。
※雑
※BL要素❌
※/、♡などの表現あり
これらがいい方は本編へ
キラキラと輝く大きなステージ。
その前には、何百、何千、何万、何十万人もの人がいる。
このステージで今から歌うのは、赤、白、青の顔の模様が目立つ国、
フランスだ。
彼は最近デビューした話題の新人アイドル。
何十万人もファンがいる理由は、彼の歌、顔、性格もあるだろうが…1番言えるのは、彼の『ファンサービス』だろう。
何故ファンサービスなのかって?
それは、彼が滅多に観客に向けてファンサしないからだ。
それでいて、たまに出たファンサはすっっごく可愛い時もあるし、かっこいい時もある。
それを1目見たファンは、もう沼にハマってしまうのだ。
フランス「皆!今日は来てくれてありがとう!」
「最後まで盛り上がって行こうねー!!!」
…おっと、ライブが始まるようだ。
説明はここまでにしよう。
もし運が良ければ、君たちもちょーぜつレアな『ファンサ』、見ることができるかもね。
フランス「ーー〜〜!」
観客全員と、歌うフランス。
顔や動きから、楽しいことが伝わってくる。
…うん、今日は声の出もいいし、余裕がある。
……これなら…!
フランスは、歌いながら声の出を確認し、何やら準備をし始めた。
フランス「〜〜ーーー♪」
マイクを握っている両手を銃の形に少しずつ変え、良いタイミングを待つ。
さあ、狙いを定めて……!
フランス「…!」
……って、あれ?
あそこにいるのは……イギリス……?
イギリス「……」
ファンサのために会場を見渡していた彼の目にとまったのは、つまらなそうな顔をしてこちらを見ているイギリスだった。
ふ〜ん…決めた!このとっておきのファンサ、君にあげるよ。
フランス「そのつまらなそうな顔、無くしてやる。」
イギリスの方向を捉え、 完全に銃の形になった両手を、向ける。
そして一言。
フランス「ーーーッ、Bang!♡」
『キャーーー!♡』
『うわぁーーー!?♡』
イギリス「…な、ッ………?!///」
そう言えば、どっと湧き上がる会場。
フランスの久々のファンサービスは、成功した。
……2つの意味で。
成功した、良かった……。
そして、フランスのライブは続いていった。
ライブ終了後、人混みに紛れて赤面する国が1国。
イギリス「〜〜〜///……」
「なんなんですか、あの顔……//」
イギリス「……反則ですッ!!///」
どうやら、あのファンサを思い出しているようだ。
イギリス「日本さんのようにオタクにはならないと思っていたのに……」
「アイドルに沼るなんて……しかも知り合い…!」
「絶対バレたくないです…!// 」
そんな独り言を呟き、帰路に着いた。
終