zm side
流離う思いは誰かに伝わることもなく
誰かに届くこともなく消えてゆく
そんな日々に心を痛め
耐えられなくなったそのときに
俺は
ついに
『ぞみぃ!』
zm「……あぁ……」
光を、見つけたんや
md side
運営以外は信じることが出来なかった
俺はそれでよかったはずなのに
みんな、誰かと一緒にいることが多くなって
らだおくんも、他の人とどんどん仲良くなってく
ただの嫉妬じゃないとは言わない
でも、俺は、ただ、寂しくて、苦しくて
信じるものも信じれなくなって
何もかもが壊れていきそうになったときに
俺は
やっと
「どりみー!」「みどりくん!」
md「……ア……」
誰かを、心から信じることが出来たんだ
tm side
俺は、ずっと怖かった
人気になって
仲間も増えて
友達もたくさん出来て
失うことが、大切になることが怖かった
自分の嫌なところも、なんでもかんでも見せてしまいそうになる
それだけ、信頼してしまうのが怖かった
……嫌だった
本当の自分を知られてしまうことが
だからいつも愛想笑いを浮かべ
嘘で固めた自分で過ごして
本当の自分がわからなくなったときに
俺は
本心で
『ともさん!』
tm「……あ……」
接することの出来る、本物の友情を見つけたんだ
これは
クリームソーダな彼らの
かけがえのない
光と
信頼と
友情の
物語である
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!