「先輩」と貴方は私のことを呼ぶ。
理由を聞いたら「自分には無い技術を持っているから」と。
確かに東極の貴方より発展してるだろう
でも、何だか理由がそれだけだとは思えなかった。
仏頂面でも作り笑顔でも、目に嘘はつけない。
貴方の目には「尊敬」とは別に何かがあった。
当時はそれが何なのかわからなくて少し薄気味悪く思った。
でも今ならわかる。
貴方は「懐かしい」と感じていたんだろう。
お父さんの面影を感じて。
「尊敬」していたのも、俺のお父さんに倣っていたからなんだろう。
酷く落ち込んだ。
国としては政策やら戦略やら、思うところはあった。
同盟だって、少しずつ形骸化していった。
国としては仲が良くも悪くもなかった。
でも、個人としては仲が良かったと思っていた。
なのに、貴方は私であって私で無い人を見ていた。
悲しかった。
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カンヒュか!