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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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その日の帰り道、ワイはすごい焦っていた。

アトリエでは時間が進まないらしいが、その後にゾムと話し込んどったらいつの間にかすごく遅くなっていたんだ。

オス兄は、のんびりしているように見えてめっちゃの過保護なんや。

だから、うちの門限は5時までに帰って来なければいけないという門限がある。

厳しいやけどオス兄たちは大切やから、嫌ってはおらへん。

時折可愛そうとか言われるやけど、ワイはそうは思わん。

悲しくないと行ったら嘘になるんやけど、両親は覚えとらんからどんな感じかも気になる。

でもそれは、言葉にしてはいけないとわかっている。

急に話が変わるんやけど、ワイ今まで家でお菓子を作ったことがないんよ。

オス兄たちは危ないっていうんだ。

スイーツ・マジシャンになるんだからそれも解禁してもらわなくちゃな。

そうこうしているうちに家についた。なんとか5時までには間に合った。

玄関を開けると少し違和感があった。

なんだろうと考えたら、見覚えのない靴が1つあったんだ。

お客さんかな〜珍しいな。

「ただいま」(ショッピ)

そっとリビングを覗くとワイは叫びそうになった。

「おそかったな〜」

って、お茶を飲みながら帰ってきた返事はオス兄でもコネ兄でもなかった。

それは、さっき学校で別れたばっかのゾムやったや。

「どどどどどおおおおどういうこと!?」(ショッピ)

ワイの声にコネ兄が現れた。

「ショッピ帰ってたんか、いつもより遅かったね。」(コネ兄)

「なんでゾムがここにいるの?」(ショッピ)

「なんでって朝オスマンから聞いてへんの?」(コネ兄)

「聞いとらんよ。朝急いどったから。」(ショッピ)

「なら、しらんでも無理はないな。ゾムくんはな、ショッピのいとこなんよ。」(コネ兄)

はい―――――――――――!?

「いとこ!?」(ショッピ)

「そう、朝言おうと思ってたんだけど、今日から一緒に暮らすから。」(オス兄)

ゾムは何もなかったかのように

「よろしく」(ゾム)

といってまたお茶をすすり始めた。

「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」(ショッピ)

魔法使いで人気者のいとこと同居!?

こんなことってありえるの〜〜!?


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

どうでしょうか?今回は短かったですね。

あと、投稿遅れてごめんなさい。

雑談の方に書いてある眼鏡だったり受験勉強で書く時間がありませんでした。

投稿頻度は毎日は出せないと思います。


                      〜乙響〜

お菓子の魔法使いは世界を救う

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