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お前とまた会いたい

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お前とまた会いたい

1 - 第1話 ソ連の悲劇

♥

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2025年07月28日

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俺は、戦争なんてしたくなかった。お前と一生会えなくなってしまう気がしたから。


俺ら2人は、まわりの奴らがびっくりするほど仲が良かった。なんであんなに仲が良かったのかは分からないが、その時間は俺が生きた人生の中で1番楽しかった時だろう。俺は、その時からお前に恋に落ちていたのだろう。俺たちは、将来何になりたいかとよく話し合った。

ナチス「ソ連は大人になったら政治とかどうしたい?」

ソ連「そうだなー、国民の不平等が無くなるようにしたいな」

ナチス「ほぇー、そう慣れるように頑張れよ!」

ソ連「あぁ!そうだ、ナチはどうしたいんだ?」

ナチス「俺は、もっと領土を大きくしたい! 」

ソ連「いいじゃん」

ソ連「お互い頑張ろうな!」

ナチス「おう!」

この会話をしてから、俺たちは合えなくなった。俺とナチスの2国は思想がすれ違って戦争になってしまった。俺は、なるべくナチスと戦争をしたくなかった。だけど、ナチスが領土に侵攻してきた。子供の時のナチスの面影はほぼ無くなってた。

ナチス「よぉ、ソ連。お前は変わってないな」

俺はまだナチスのことが好きだった。好きな人との戦争はしたくない。だが、自分と国民を守るために俺は戦争をしなくちゃならない。

ソ連「お前は変わったな」

ソ連「俺の方に侵攻してきて何の用だ?」

ナチス「お前の領土を貰おうと思う。あと、社会主義は嫌いだからな。」

ソ連「そうか」

ナチス「後ろ、守っておいた方がいいぞ?笑」

ソ連「は?」グサッ

ナチス兵に刺された。”じわぁ”っと俺の血が雪に着色されていく。

ソ連「ハッハッ…なんでっ?」

ナチス「子供の頃からの癖だよな。後ろを守るのを忘れるのは笑」

ソ連「くそっ…」

ナチス「動けないだろ?どうだ?」

情けないな。片思いの相手に殺されるなんて

ソ連「最悪っ…だよ」

ナチス「そうだ、手土産にお前の目を持って帰るとしよう!」

ソ連「勝手に..しろよ」

俺は意識を手放した。



ここは?

白く、何も無い部屋だ。俺はどうなって…

あぁ、ナチスに殺されたのか。天国か?地獄か?何も分からない。

でも、俺は地獄行きだな。

心地がいいのか、悪いのか分からない。変な所だ。ナチスと、戦争なんてしたくなかった。

これから、俺はどこに行けばいいんだ。

???「お父様!」

???「おい、親父!」

こえ…?誰だっけ。

???「目覚ましてよ! 」

ベラルーシ…?

???「俺らを置いて逝くなよ!」

ロシア…?



ハッと、目を覚ます。

ベラルーシ「起きた!お兄様!」

ロシア「良かったぁ」ギュ

ソ連「ここは?」

ベラルーシ「病室よ!」

視界が、いつもより狭い。目があるであろう、右目に手を当てる。

ソ連「は?目は?」

右目は無く、包帯が巻かれている。

ロシア「俺が来た時には、無かった。…戦った奴が取ったんじゃないか…?」

ソ連「ナチだ…」

ロシア「なんて言った?」

ソ連「いやなんでもない」

ベラルーシ「お兄様、お父様も疲れていると思うから、少し休ませましょ。」

ベラルーシ「あと、お兄様も寝てないでしょ」

ロシア「わかった、そうする。体調が良くなるまで寝とけ」

ロシア「敵軍が攻めてくることもない」

ソ連「あぁ、ありがとう」

子供たちが出ていく。そこにあった鏡で自分の顔を見る。何故か泣いていた。自分でも分からない。右目がなく、泣いている情けない自分。

ソ連「はぁ」



ベラルーシ「…ねぇ、お兄様」

先に沈黙を破ったのはベラだった。

ロシア「どうした?」

ベラルーシ「お父様は、気づいてなかったんだろうね」

ロシア「あぁ、気づいてたなら俺らをとっくに部屋から追い出してる。」

ベラルーシ「でも、どうしたんだろう。お父様が泣いたところ初めて見たわ」

昔、俺は聞いたことがある。親父には、片思いしてる国が居たって。だけど、そいつと戦わないといけなくなるって。

ロシア「まぁ、今はそっとしておこう」



ナチス「はぁ」

ソ連を傷つけたのは俺だ。俺だって殺りたくて殺ったわけじゃない。だから、きちんと後ろに気をつけろと忠告してやったのに。持って帰ったソ連の右目を見つめる。

ナチス「綺麗な目…」

コンコン

ナチス「入れ」

兵士「失礼します!ソ連が生きていることが確認されました!」

ナチス「…わかった」

兵士「失礼しました!」

生きている?致命傷を負わせたはず。

いや、”俺は致命傷を負わせろ”と命令をしただけか。俺も、殺したくなかったのか。

ナチス「ははっ、情けないな俺」



終わります!新連載です。

私の、1推しカプはソナチかナチソなんです。

ここの2国は尊いのですよぉー。

話がどんどんおかしくなっていくかもしれませんが、頑張ります。ではまた!

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