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ガチャッ
チャライがメンヘラの部屋に入ってきた。
「ごめんね…。急に呼び出したりして…。 」
(ありがとう。来てくれて…。)
「全然いいよ。俺はこの部屋にいるからね。話したいことがあったらなんでも話して。」
「ありがとう。だけどお願いがあるの…。」
そう言ってメンヘラがチャライを押した。
チャライがしりもちをついた。
「メンヘラちゃん!?」
「チャライくんだけなの…。私のことを気づかないふりをしなかったの…。だから私もチャライくんのことを助けようと思った。だけど私メンヘラだからアイドルになったチャライくんをみんなが応援するのを見て私だけのものなのにって思った。だから炎上させた。悪いことだってのは分かってる。だけど炎上しただけでこんなことになるんだよ。目の前の事象をかわしつついきるので手一杯だね。」
「ちょ、ちょっと待って!何言ってるのかわかんない…。でもまだ応援してくれてるよ…。ほら見てこのコメント…。」
「そんな言葉で飾った花束のようなものを信じるの?嘘かもしれないよ。そんなんあきらめて余りもんで勝負しよう。 」
(私と同じ気持ちになればいいの。私と同じ気持ちになればいいの。私と同じ気持ちになればいいの。)
そう言ってメンヘラがチャライの口に薬をいれようとした。
「お、落ち着いて!どうしちゃったの?おかしいよ!」
(ヤバい暴走しそう…。もう無理だ…。)
「なんかもうよくわかんないよ!」
「私だって十分頑張ってるつもり!だけどどんどん安置が減ってくの!もうこんなお芝居みたいな生活が嫌だ!だってどんなに生き抜いても報われない毎日だもん!」
(あぁ。現実を直視しすぎちゃった…。)