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待ち望んだ続きが…ッ! emさん…ッ(´;ω;`)
もう内容が、神すぎる✨ 続き楽しみにしています‼︎‼︎
続きでございます!(短い)
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em「………」
窓の外をボーッと眺める。
換気のため開けていた窓からその風が入り、私の髪をなびかせる。
あれからまた数ヶ月たち、話せる様になった頃に聞いた。
あの日、zmさんは家を出た後、大先生に全てを話し、警察に自首をしに行ったらしい。
そして大先生は直ぐさま私の元へ来て、救急車を呼び、トントンさんにも連絡して病院に来てもらっていたらしい。
トントンさん曰く、私はボロボロで気絶していて、大先生はパニックで半泣き。
私の手術中にも頬に涙を伝わせずっと祈っていたそうだ。
em「……」
目で見て分かる程に浮き出た肋骨を撫でてため息を着く。
内蔵を軽く損傷していたらしく、私はあの日から点滴ばかりで食べ物を口にしていなかった。
口の中に入れることは出来るのだが、噛む気力も無く、噛めたとしてもゆっくりと2、3回噛んだ後飲み込むまではできずに終わっていた。
em「きもちわる…」
目に映る骨ばった腹と手、ずっと点滴だったため濁った肌の色。
そして静かな部屋…。
誰かが面会に来てくれるだけで大分気が楽になるのだが、今日はそんな予定は無い。
em「寂しいなぁ…」
「帰りたいなぁ……」
「エミさん」
寝ようと閉じた瞼を再び開ける。
ゆっくりと部屋の扉の方へ目を向けると、そこにはビニール袋を片手に持ったゾムさんが立っていた。
zm「待たせてごめんな、」
「迎えに来たで」
優しい目でそう笑う彼に、私は耐えられずベットからヨタヨタと立ち上がり泣きついた。
em「こわかった…ッ」
「こわかったよぉ…(泣」
「もうッ来てくれないのかと思った…、ッ(泣」
zm「そんな訳無いやん、ごめんな…」
床に座り込み包み込むように抱きしめてくれる。
zm「ごめんな、1人にさせて…」
「本当にごめんな…」
そう言い抱きしめ続けるゾムさんからは後悔が強く感じ取れた。
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一旦ここで切らせて頂きます!
また次回でお会いしましょう