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かなた
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stxl 二次創作 赤水 r18
ご本人様には一切関係ありません
誤字脱字の可能性あり
nmmnを理解した上で進んでください
4⁄6
セフレ関係のお話です。好きなんですよね、こういうの。
赤視点
好きになるつもりなんて、なかったのに。
時刻は深夜。今日はお互いに配信の予定もなかったため、僕はれるの家に来ていた。
始まりは軽いものだった。欲求不満な自分のわがままを聞いてくれたれるとの、誰にも知られない関係。ただそれだけだったはずなのに。
気づけば れるの笑い方も、拗ねた顔も、僕を見てくれるあの特別な瞬間も、全部が頭から離れない。
これ以上続けたら、歯止めが効かなくなる。それは分かっていた。
「あのさ……こういうの、もうやめよ」
深夜の静かな部屋で、そう告げた。
自分ではじめたくせに、勝手だってわかってる。
でも、
これ以上、壊したくなかった。
れるの表情が一瞬で曇る。
「は、? …じゃあこれからどうすんの、ちむが欲求不満や言うから始めたんに」
「とにかく…今日で最後ね。」
それ以上は言えなかった。
その後の時間はやけに長くて、やけに苦しかった。
れるの声がいつもより震えてる気がして。
「っ…すき、すき……。 お願いやから…れるから離れんといて……」
「……っ」
聞いていられなくて、思わず唇を塞ぐ。
何度も、何度も、確かめるように触れ合って、
どれくらい時間が経ったのかも分からない頃。 れるは疲れたのか眠りに落ちてしまった。
その寝顔を見て、胸が締め付けられる。
「……ごめんね。 」
そっと頭を撫でて、部屋を後にした。
振り返らなかった。
振り返ったら、きっと戻れなくなるから。
水視点
目を覚ました時、隣はもう空っぽだった。
カーテンの隙間から差し込む朝日が、やけに眩しい。
「……なんで」
ぽつりと呟いた声が、やけに虚しく響いた。
昨日のことが、頭の中で何度も繰り返される。
───「今日で最後ね」
思い返せば、始まりも突然だった。
夜中、2人きりでの作業中 。
「ねえれるさん、ちょっと頼みがあるんだけどさ」
「…嫌な予感しかしないんやけど」
「セックスしない?」
「お前ついに頭いかれたんか」
「結構真面目に」
「はあ?きも!!!風俗でも行っとけ!!」
「ねえーーお願い!風俗なんて行って身バレしたら大炎上しちゃうよ」
「いやまあ確かにそれはそう…だからといってれるはやらんぞ」
「まじお願いだよーー、今かられるさん家行くわ」
「え、ちょま、はあ??」
なんて、気づいたら押し切られてた。
でも、優しかったんよな。
最初からずっと無理はさせなかった。
だから気づかなかった。
ただの関係じゃなくなってたことに。
昨日のあの言葉で、全部分かってしまった。
自分がどれだけこえに依存してたのか。
そして、
好きだと気づいてしまった。
もう戻れないところまで来てしまったのかもしれない。
水視点
あれから2週間。
正直、ずっとしんどいままだった。
ちむは何事も無かったかのように振る舞うし、かと思えば妙に距離を取ってくる。
なんなん、ほんまに。
今日のダンス練でも目が合う度に逸らされる。
それがわかる度に、胸の奥がじんわりと痛んだ。
ダンス練が終わったあと。
気づいたら、体が勝手に動いていた。
「……ちょっと来い」
早々に帰ろうとするちむの腕を掴む 。
「え、れるさん?」
無視。幸いにも自分の家は近かったのでそのまま、ちむを連行していった。
逃げないようにドアを 締め、 ベットに押し倒す。
「この前、終わりって言ったよね」
ちむは落ち着いた声だが顔は強ばっている。
「なんでや」
思ってたより、声が低くでた。 今の自分はかわいいとは程遠いかもしれない。
「…っなんで、れるのこと嫌いにでもなったん?それか好きな子でもできた?」
聞きながら自分でもわかってた。どっちの答えでも傷つくって。
「ちが…っ」
聞いておきながらも 言われかけた言葉を遮る。
「じゃあ!、なんで離れんの、ちゃんと言えや……」
視界が少し滲む。
こんなん、らしくないのに。
でも、もう止まらなかった。
「れるは…終わらせる気なんてなかったのに……」
ちむの表情が揺れる。その顔を見るだけで、余計に苦しくなる。
なんでそんな顔するのに離れようとすんねん。もう訳が分からん。
「離さんから…れるが納得できるまで、絶対離さん。」
逃げ道なんてない。
「ちょ、れる!何して…っ!」
いつもの行為をしようと、お互いの服を脱がし始めた。
「まってだめ、せめてゴムつけて…!」
そんな言葉は無視して自分の中に入れ込む。
「れるが孕めば、ちむは離れないでいてくれる?」
赤視点
「……れる」
名前を呼んだ声が自分でもわかるくらい震えていた。
やっぱり欲望には抗えなくて、 気づけばまたこうして同じ距離に戻っている。
離れるって決めたはずなのに。
時計に目をやると、もう深夜をとっくに回っていた。
どれだけ時間が経ったのか、正直よく分からない。
自分の下にいるれるは涙と体液でぐちゃぐちゃになってしまっていた。やらかした。大切にしたいから、終わりを選んだのに。
「こえ、くん…」
蕩けた声でそう名前を呼ばれる。
「っ…ごめん。もう、なるべく関わらないようにする」
やっとの思いで絞り出した言葉。
「いやや」
即答だった。迷いなんてひとつもない声。
「なんで急にあんなこと言ったん」
真っ直ぐな目で見られて、言葉が詰まる。
「それは…」
逃げるのは無理だった。
結局洗いざらい話した。
れるを好きになってしまったこと。
このまま関係を続けていいのか悩んだこと。
れるに迷惑をかけないため、この気持ちを忘れるために離れようとしたこと。
ほんとに全部のこと。
「……なんや」
れるが、小さく笑う。
「ちむも、れるのこと好きだったんか」
「…も、って」
思わず聞き返す。
すると、れるは少しだけ照れたみたいに目を逸らした。
「れるも好きやで。本気で」
その一言で、頭が真っ白になる。
「なんも言わんで離れるとか…、 このヘタレが!」
「……はは」
力が抜けたみたいに笑いが漏れる。
なんだ、それ。
こんな簡単なことだったのか。
ずっと、一人でぐるぐる悩んで。
勝手に終わらせようとして。
ほんと、バカみたいだ。
「…なんだ、そんな簡単なことだったんだ」
「両思いやろ?」
れるが手を伸ばしてくる。
その手を、今度はちゃんと握り返した。
「もう、離れんといて」
「… うん」
喉の奥がじんわり熱くなる。
「もう離さない」
番外編
数後日。
メンバーには、ディスコ上で集まって貰っていた。
❤️「れると付き合うことになりました」
💚「やっとかー」
🧡「長かったねー」
💜「おめでと」
💙「え、なに、やっとってどうゆうこと」
🧡「普段からお互いに好きオーラすごいよ、気づいてなかったの?」
💜「あれで付き合ってないんだ…ってね」
💚「イチャイチャしやがって…」
❤️「えぇ」
💙「なんか恥ず…」
fin.