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赤葦⤿『』
孤爪⤿[]
黒尾⤿【】
メール⤿〘〙
〘黒尾さん今、孤爪と居ますか〙
そう連絡してきたのは他校のバレー部で一つ下の後輩である赤葦だ
〘おー、いるけどどうした?〙
〘今から会いたいんですけど、2人とも会えますか〙
〘俺も研磨も行ける〙
〘なら、ここのカフェに集合で〙
〘了解〙
指定されたカフェ
『はぁぁ、………』
どうしてこうなったのだろう、
思い当たる節など、微塵もない。
【お、赤葦〜。】
『黒尾さんと孤爪、…!』
[久しぶり…、]
【お久】
『はい。久しぶりです』
[急に呼び出してどうしたの?、]
【珍し〜よなー、赤葦から連絡だなんて】
『あー、……とりあえず先に注文してください』
[わかった]
【へーい】
注文したものが届き
『で、もう本題に入りますと、…』
【おう】
[うん]
『俺、αになったんですよね』
【は???】
[え、……]
『この前、本来なら発情期が来るはずだったんですけど、なかなか来なくて』
【おう、】
[うん、…]
『それで、本当に来る気配すらもないなと思ったので再検査したらαになってました』
【まじ?】
『はい』
[へー、凄いね]
[突然変異型αって珍しいらしいよ。]
『そうなんだ』
[うん]
【いや、待って、なんでまず俺たちに相談したの??】
『?、だって2人は番でしょう?』
【いや、番じゃねーーーけど???!!!】
『あれ、そうなんですか』
【おう!!!!】
【(いや、赤葦君お前は俺たちのどこをどう見てそう思ったんだ。)】
『(この間の項になったキスマは孤爪じゃないのか…、)』
[(この間、クロが寝てる時に着けたキスマバレてたんだ)]
『まぁ、それでなんですけど』
【…おう、…】
『木兎さん達に言おうか迷っていて』
[言えば?]
【言ってもいいと思う】
『やっぱそう思います?』
[うん]
【おう】
『じゃ、明日言います』
【早】
[そっか]
『では、これだけだったんで』
『あ、今日は相談乗って貰ったんで奢ります』
[やったー]
【おー、ありがと。赤葦】
赤葦京治
男
突然変異型α
前は発情期が重いΩだった
木兎に片想い中
梟谷には言っている
木兎からの好意にとても鈍い
孤爪の良き相談相手
夏合宿以降は月島の相談にも乗ってる
孤爪研磨
男
上位(?)なα
黒尾と両思い中
本人が知らないところでしれっと手を出している
黒尾のファーストキスは奪い済
黒尾が自分に恋愛感情を抱いているのを知っている
赤葦の良き相談相手
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