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(これ今回のお礼なので受け取ってください)
(お金は払えないんですけどそれに見合った値段のものはあるのでよろしくお願いします)?
(最後に我々からの気持ちなんでお納めください。ホントに今日はありがとうございました)
気持ちとは、〇〇製紙の紙おむつで、通常は20枚程しか入っていないのが50枚入の紙おむつだった。
カートの下の段にそれを乗せフェア内を見ていく。
すると母が
(これいいんじゃない?)
視線の先には女児用ブラがあった。
それは一般的にジュニアブラとゆうもので、大人用をするのには早い子供向けのブラジャーだった。
普段つけているのは大人用の1番小さいサイズなので子供用のブラジャーでも充分にさゆりの胸を隠してくれた。
花柄が散りばめられているそれは小学生向きのデザインではあったものの興味があったさゆりはその中から何枚か手に取り種類を選んでいた。
店員(ブラを探してるの?)
後ろから声をかけられびっくりしたもののすぐにもちなおすと
店員(身長何センチ?)
(お姉ちゃんだったら130のSSサイズかな)
SSサイズと言われ思わず
(はい)
と答えてしまう。
いつもは大人用のAカップでその中でもいちばん小さい3Sサイズだったため、子供用の130とサイズ的には変わらないものだった。
店員(いつもは試着出来ないんだけど今日はフェアで特別だから試着できるよ)
笑顔で接客してくる。
店員(ブラは初めて?だったらちゃんと測らないとね)
ポケットから巻尺を取り出し、胸のトップとアンダーの差をシャツの上から測っていった。
店員(差は3センチかぁ、ブラするにはちょっと早いけど)
と言いながら、陳列棚から2つの見本を取りさゆりの身体に合わせていく。
店員(これかな)
選ばれたのはもちろん1番小さいSSサイズだったが、それだけでなく130.でも120でもなく110サイズのジュニアブラジャーだった。
ブラジャーはいちばん小さいので100からあったもののその次に小さい110が選ばれてしまった。
120から上のサイズはしっかりとブラジャーの雰囲気をだしていたが、100や110.は女児とゆうより幼児向けのデザインがなされていた。
店員(あっちでつけてみよっか?)
言われるがまま連れられるさゆり。
いつの間にか母の姿はなく1人でフェア内にいることに気づいた。
(ママどこに行ったの?)
寂しくなってしまう。
試着室に連れこられたさゆり。
カーテンは壊れたままだ。
着ていたシャツを脱がされると上は裸になってしまう。
もう一度、巻尺でさゆりの身体を測る店員。
(トップが50でアンダーが53かな)
(差はやっぱり3cmとゆうことはSSサイズ)
さゆりにジュニアブラをつけていく店員。
(110だとちょっと小さいかな)
胸の締め付け具合を確認して
(120着てみよっか)
すぐにブラを脱がせてひとつ大きいブラを着せていく。
(こっちかなーどう?苦しくない?)
と聞かれ
(チョット苦しいかも…)
と答えるさゆりに対して
(初めてブラすると苦しく感じるんだよね)
と120の女児用ブラを選んださゆり。
鏡が全身をうつしてくれる。
スカートから大きくはみ出した布おむつ、その上に女児用ブラ。
オムツとブラジャーとゆう不恰好な上下。
急に恥ずかしくなってしまいブラを脱ぎシャツを着ようとする。
焦りからなのシャツを着ることができずあたふたとするさゆりに
店員は笑ってシャツを着直させれくれる。
#同性愛
下着売り場に戻ってきたさゆり。
母がいた。
(さゆりちゃんどこ行ってたの?)
心配そうに問いかける。
店員(お母さまてしたか、すいませんブラシャー選んでらしたんで試着にいってたんです)
(お嬢さん120のブラで合うのでその中から選んでください)
母(ありがとうございます)
そして
(そろそろおしっこ大丈夫?オムツしちゃってない?)
店員(おしっこ?お姉さん気づかなくてごめんね)
もちろん恥ずかしい人前でそんな事を聞かれて恥ずかしいさゆりは答えることをしない。
母(そんなことも言えないの!)
怒りながらさゆりの前に来るとすぐにおむつカバーをポンポンと抑えて確認する。
母(あら、おもらししてなかったのね)
そう言うとさゆりの手を取りブラや肌着を選び出した。
肌着と言ってもキャミソール的なものかと思えば、ロンパースもたくさんあり大きいものは160とゆうサイズまで揃っていた。
店員(ロンパースはここまで種類揃ってるのはなかなかないと思うんでゆっくりご覧下さい)
(お嬢さんの場合だと130くらいがベストだと思いますよ)
さゆりはロンパースがなんなのかわからず、ただのワンピースなのかと思っていた。
母(これだとオムツも下がる心配なくて安心ですよね)
オムツが下がらない?どうゆうこと?
頭の中に???だったがじっくり見ていると股のところにボタンがある服なことに気づいた。
オーパーオールのようにも見えサロペットの雰囲気もあるロンパース。
時間は14時30分。
明日も休みなのでまだまだ時間に余裕がある。
近くでは小学生位の女の子がロンパースを見ていた。
さゆりは身長はさほど高くないものの23才の平均よりも小さく女児服は余裕で着られる体型であった。
その女の子よりも少し大きいだけのさゆりだがコソッと下半身を見ていてもオムツをしているような膨らみはなく負けたと思った。
試着はしたくなかったので、選ぶふりをして適当に3着ほど手に取りカートに放り込んだ。
カートにはまだ入るスペースがあったのでそのまま次の陳列棚のところに移動していった。
次のレーンは食器コーナーで、赤ちゃん用の食器はもちろん、哺乳瓶や食事の時に使えそうなエプロンなどが販売されていた。
母(エプロンは買いな さい!あなた絶対にこぼしちゃうんだから)
そう言われると返す言葉がない。
家でご飯を食べると食べこぼしてしまい服を汚してしまうことが毎日のようにあり、飲み物を飲む時もこぼさないようにコップで飲むのを禁止されてしまっていてストローを使うことを約束されていた。
食器売り場を通り過ぎ、エプロンが売っているところまできた。
エプロンもあったが、スタイも充実していて大小様々な種類があった。
母(これ食器とセットになってて可愛いじゃない)
それは何かとゆうと、赤ちゃん用の食事プレートとスプーン、フォーク、哺乳瓶そして食べこぼしスタイがセットになっているものだった。
さゆりは小柄なこともあり少食で赤ちゃん用のプレートで出されても大丈夫なほどだった。
母(これにしなさい)
そう言われそのセットの入った箱をカートに乗せる。
(そろそろいいかしら)
いい加減にしないとカートに乗りきらなくなりそうだ。
満杯のカートを押しお会計の列に並ぶ。
キョロキョロと辺りを見渡し、オムツをしている小中学生はいないかと探してみる。
しかし分かるわけがなく順馬を待っている。
(お客さま!)
と、1人の店員がこっちに向かってきて、たくさんの何かを抱えている。
それは、お昼の食事前に対応してくれた店員で、預けていた物を持ってきてくれたのだった。
預けていたことを忘れていたさゆり達。
紙おむつをカートの下、その他の物を上の段に乗せてくれて、
店員(お渡しするの遅くなって申し訳ありません)
忘れていたのはさゆりたちの方なのに店員が謝ってくれた。
母は申し訳なさそうに頭を下げ、お会計の順番を待っていた。
紙おむつや布おむつ、おむつカバーの他に洋服も買って食器やスタイまで買っていた。
料金は3万円を軽く超え、母が支払いをしてくれた。
と、
(1万円以上お買い上げの方にプレゼントさせていただいています)
と店員が出したのは、それこそ赤ちゃんグッズで、おしゃぶりやおもちゃが入った詰め合わせだった。
3万円買ったので3個貰ったさゆり。
カートの商品が山積みになっていて買いすぎなほど買ったことに気づいた。