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〜佐久間side〜
あの日全く身に覚えがなかったダンスとダブルダッチを見て何故か頭に物凄い激痛がきたらどんどん記憶が戻ってきて…。
そこに聞こえてきた俺を呼んでくれたふっかの声…。
俺は取り返しがつかない事をしてしまったと実感していたけどみんなは…阿部ちゃんと涼太はまだ居なかったけどみんな俺を優しく包み込んでくれた…。
…けど全部思い出した俺に再び襲ってきた激しい頭痛と一緒に聞こえてきた不気味な声…シャドーの声…。
シャドーは俺を逃がすつもりはないらしく、俺はまた闇へと支配されてしまった。
それからはこれまでとは全然違いすぎる闇の中で…
シャドー「…逃がさぬぞ。」
俺は完全に記憶を忘れてシャドーに俺の身体を意識ごと乗っ取られて…。
シャドー「貴様はもう戻れぬ。この闇の中で一生我に操られるのだ。」
佐久間「………………。」
シャドーに言われてももう何も感じることは無かった。
…俺はこんなに暗い闇の中で闇に飲まれるのか。ってどんどん沈んでいっていた。
けど何故かモヤモヤが消えなかった。
全部闇で支配されたはずなのに何でか消えないこの違和感…。
俺は暗闇の中で必死に記憶を辿った。
…何か大切な事を忘れているような…そんな気がしたから…。
するとある映像が見えてきた。
シャドー「小賢しい!」
SnowMan「はあああああああ!」
…誰かが俺と…いや俺の身体を操ってるシャドーと戦っている姿…。
何回吹っ飛ばされてもまた立ち上がって戦い続けている姿…。
佐久間「…みんな…!」
俺は思い出した。
また闇に支配されて…今度はシャドーに俺の身体を意識ごと支配されたこと…。
そんな俺を見てショックがデカいはずなのにそれでも俺を戻そうと世界を守ろうと必死に戦ってくれてる大切なメンバー…。
阿部ちゃんと涼太もそこに居てちゃんと助かったんだと安心して…。
佐久間「…ごめん…」
みんなもう立ち上がれないほどの傷を負っていて闇の世界から地球へと連れて行かれて…しかも俺たちの世界は完全に滅んでしまっていて…。
今度はメンバーを襲って闇を奪い完全に滅ぼそうとしているシャドー。
佐久間「…っ!くそ!」
…謝ってももう許される事じゃない。
けど俺は…たとえ俺が無事じゃなかったとしても…シャドーを倒すため、これ以上メンバーに好き勝手やらせない為に、そしてこの世界を守るために闇の中で戦い始めた。
シャドー「貴様。今更我と戦って何になる。」
そんな俺のところにシャドーの声が聞こえてきた。
佐久間「はあああああああ!」
俺はシャドーに返事はせずに力を込める。
俺の攻撃とシャドーの攻撃のダメージが来てめっちゃ苦しい…。
…俺ってこんなに力が強かったっけ?なんて思いながらもその殆どはシャドーの攻撃によるダメージだ。
俺とシャドーじゃシャドーの力が上だ。
シャドーの強力な一撃を食らって意識がなくなって…
でも俺は何度もシャドーを止めに向かっていく。
そんな俺の思いが通じてくれたのか自分の力じゃない力を出してくれてシャドーにダメージが入っていく。
SnowMan「佐久間(くん)!」
そんな俺を見てみんなが俺を攻撃してくれた。
…やっぱりアイツらには俺の考えが伝わったみたいだ。
俺と…いや、俺たち全員の力が1つとなってシャドーの闇を飲み込んだ。
…けど俺は意識を失った。
次に目を覚ますと巨大な黒い怪物…シャドーの姿が見えて…
俺の周りには泣いてるみんなの姿が…
動こうとしても身体のダメージが酷くて倒れそうになった俺を照とふっかが受け止めてくれた。
そこで俺は助けてもらったことを理解した。
2回もみんなに助けてもらった。
あんなに強力な奴に支配された俺なのにそれでも戦ってくれた…。
…やっぱり流石だし、最高な奴らだ。
けど真の姿になったシャドーを見つめて愕然としてるみんな…
…俺がみんなの力を使わせてしまってもう戦う力なんて残ってないんだ…。
でもここまで来て諦めるなんて出来ないから俺は声を出した。
佐久間「…まだ…終わって….ないでしょ?」
SnowMan「………………!」
俺の言葉を聞いて驚いていたけどすぐに言葉の意味を理解してくれて優しく微笑んでくれた…