今日沢山投稿する代わりに、多分2週間くらい投稿しません。
【🤍】
「おはよ〜!」
僕が挨拶した途端、居間の空気がざわめいた。
「…。」
みんな、僕のこと、無視…しとる?
「…ねぇ、ちょっと、こっち来て。」
「?」
「あのさ…これ、なに?」
…!え…。
見せられたのは、スマホの画面。
中は僕のアカウント。
内容は…。メンバーの悪口。
「ホンマに初兎がやったんかッ!」
「ちゃう!僕…、こんなことしてへん!」
「で、でも…これって…、しょにだのアカウントだよね。」
「ちゃうって言っとるやろ!俺はしてへん!なんで信じてくれへんのやッ!」
「泣きたいのはこっちだよッ!」
「こっちやって泣きたいわ!」
ガチャッ
丁度その時居間の扉が開いて、
「おはよ〜!」
…。相棒で相方で最高で最強のパートナーのいむくん。
「…。ちょっと来い。」
まろちゃんが言う。いつもより低い声。
「う…うん?」
やっぱり戸惑う。
「…えっと…。これはなに?」
僕の隣に座ったいむくんに、ないちゃんはスマホの画面を見せる。
…え?いむくんも…?
…!あ!これって…!
「それとこれもッ!」
ないちゃんは怒鳴り気味に、僕のアカウントも見せた。
「え…?なにこれ…。」
やっぱり知らないよな。
「なにこれじゃねぇんだよッ!お前ッ!」
「ホンマ見損なったわ。」
「…。りうらたちのこと、こんな風に思ってたの?」
…。みんないむくんを向いて話しているけど、
この言葉は僕の心に大きなひびを入れた。
実際、今現状が見えていないのは君達の方や。
明らかにこれは、いむくんは投稿できひん時間や。
「ねぇ!これ本当にほとけっちが書いたのッ⁉」
「…そうだよ。」
…え?
「そうだよ、僕が書いた。ごめんね。皆のこと気に食わなかったんだ〜。」
そう言った君は、目を游がせる。これは、君が嘘をつく時の癖。
「…出てけッ!」
「うん。言われなくてもそうするよ。じゃあね。今までありがと〜。」
ガチャッ
本音を隠すように笑っていた君を追いかけて、僕はドアへ走る。
ガチャッ
ホントに昔っから愚かやな。僕って。