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次の日の朝
コンコン
また誰か来たのか?
部屋を出て1階に向かった
ケイト
「それ…そく、…たタルト…
て、リドル…いこっか」
『なんだ?』
ケイト
「あ、レイちゃんおっはー!
今から昨日作ったタルトを持って、
リドル君に謝りにいくんだぁ〜
レイちゃんも来る〜?
つうか、昨日トラブルがあって人手が
足りないからレイちゃんも一緒に
急いで来て欲しいんだよね」
『分かった』
ここでは先輩だからな
出来るだけ従った方がいいだろう
ケイト
「じゃあ、なんでもない日
パーティーに向けて、レッツラゴー」
〜〜〜
ハーツラビュル寮生
「我らがリーダー、赤き支配者!
リドル寮長の、おなーりー」
リドル
「うん。庭の薔薇は赤く、テーブル
クロスは白。完璧ななんでもない日だ
ちゃんとティーポットな中に眠り
ネズミは入っているんだろうね?」
トレイ
「もちろん。もしもの時の
鼻に塗るジャムも万全です」
リドル
「よろしい」
そこに現れたローズハートは制服では
なく、寮服で現れた。今回は、
ダイヤモンドに魔法で同じ寮服にして
もらった所で
リドル
「クロッカー大会の前にまずは乾杯を
ティーカップは行き渡っているね?
では、誰の誕生日でもない、
なんでもない日を祝して!乾杯!」
「「カンパーイ!」」
皆で乾杯をした後、トラッポラが
用意をしたマロンタルトやわ渡しに
行った。が、
リドル
「ハート女王の法律・第562条
なんでもない日のティーパーティーに
マロンタルトを持ちこむべからず
これは重大なルール違反だ!
何てことをしてくれたんだい!?
完璧ななんでもない日が台無し
じゃないか!」
デュース
「だ、第562条!?」
ユウ
「全部で何条まであるんですか!?」
リドル
「全810条。僕は全て頭に入って
いるよ。寮長なんだから当然だろう」
ケイト
「あちゃー、こりゃヤバい
トレイくん知ってた?」ボソッ
トレイ
「俺が暗記出来たのは第350条までだ
完全に油断してた。タルトの種類に
までルールがあるなんて」ボソッ
リドル
「ハートの女王の厳格さを重んじる
ハーツラビュル寮長である僕が
この違反に目をつべることはできない
マロンタルトはすぐ破棄しろ!
それから、こいつらを、寮外へ
つまみだせ!」
それをトラッポラ達が言い返し、
先輩方が治めるもローズハートは
カンカンに怒ってしまい、
寮の外に出されてしまった
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リドル
「僕だって、やりたくて首を
はねているわけじゃない」