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俺はケビン、ケビン·バーンズ、今年大学一年になった身長188cmの筋肉だ(?)
あ?いつもと全く違うって?寝不足なんだよ寝不足、この宝箱な、昨日の夜から開けようと試行錯誤してんだが全くもって開く気配がしねぇ…なぁ開こうぜ?????
ケビン「大学にも持ってきて弄ってはいるが…開かねぇ……ッッッッ 」
マリー「あらケビンなにやってんの?」
ケビン「おーペーン、いやこのたかr…この箱開けようとしてんだが開かなくてな」
マリー「ふーん?…これダイヤルが箱の開閉部分に組み込まれてるやつ?」
ケビン「あ?…あー……多分?」
マリー「それなら方法はあるわよ」
ケビン「まじか、教えてくれ」
マリー「一週間学食奢り」
ケビン「……グッ…………わかった」
マリー「まいどありー、方法はね、蓋を軽く引っ張りながらダイヤルを一桁ずつ回すのよ、数字が合ったら開き掛ける感じになるからそれを繰り返すの」
ケビン「まじか単純な方法なんだな、サンキュー」
マリー「どいたまー」
ケビン「…てかカトレアはどうした?いつも一緒に行動してんだろ」
マリー「あ、それねー?なんか酷い風邪を拗らせたみたいでね、今日帰りに寄る予定なのよ」
ケビン「うわ、風邪かー、今の時期流行るよな」
現在夏から秋への季節の変わり目
マリー「かかる人はかかるわよね~」
ケビン「そういやウィギーのやつも寝込んだらしいな」
マリー「え”アイツも?周り貧弱多いわね~」
ケビン「アイツでかノッポなだけで免疫力普通より無いからな」
マリー「それで生きてるの不思議ね…」
モーヴコ「マリー!早く行こー?」
マリー「はいはい、分かったわ…チッアイツカトレアが居ないのをいいことに私に取り入ろうとしてくるから嫌いなのよね」
ケビン「頑張れご令嬢w」
マリー「ぶちのめすわよ、それじゃ」
ケビン「あ、待ってくれ、今日カトレアんとこ行ったらこれ渡してくれ」
マリー「?なにこれ」
ケビン「クッキーだよ、朝隣の婆さんから学校の友達と食べてねつって渡してきた、要らねぇらから元気なったら食えつって渡してくれや」
マリー「ふーん…?まぁ分かったわ、んじゃあね~」ニヤニヤ
スタスタ
ケビン「おー……アイツなんでニヤニヤしてたんだ……?」
カトレア視点
カトレア「…ア”ー……」
えやっば声出ねぇ…え?カッスカス過ぎない?なんなら喉痛すぎなんだけどふざけんな
カトレア(声を出すだけでも苦痛なんだけど無理み)
『あらまぁカトレア、こんなに熱を出して…ママが側にいてあげるから大人しく寝てましょうね』
カトレア「……ママ”」
熱で頭がイカれてきたのか…ママの声が聞こえてきた
カトレア(…うん、寝よう)
寝たら少しはマシになってるかもだし……寝よう、うん
……ァ……レァ……
『カトレア』
カトレア『……んぁ、まま?』
母親『いつまで寝てるの、もう起きる時間よ』
カトレア『んー…あれ、お姉ちゃんは?』
母親『シキミアは今日お仕事よ、ほらプレイタイムに行くって昨日言ってたでしょ?』
カトレア『…あ!そっか、お姉ちゃんプレイタイムでお仕事するんだ!』
母親『そうよ~、まだまだ仕事に慣れないから大変って言ってたわ』
カトレア『お姉ちゃんいいな~、プレイタイムって沢山おもちゃあるんだよ?遊び放題じゃん』
母親『フフッwそうね、それじゃ今日はお姉ちゃん居ないけどお出かけする日よ、早く着替えて朝ごはん食べちゃいなさい、パパも待ってるわ』
カトレア『はーい!』
あの日、私がもう少し早く起きてたら
あの日、私が遊園地に行きたいって言ってなかったら
あの日、私がパパを急かしていなかったら
ママもパパも死んでいなくて、私はプレイケアに行かなかったんだろうか
私は、ケビンに出会わなかったんだろうか