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数分後…
ぺいん「やっぱりこの街の遊園地は人が少ないねぇ〜」
れりあ「んね!そのおかげでいっぱい遊べるけど!」
ぺいん「まずジェットコースターからだっけ?」
れりあ「うん!ジェットコースター行こ!」
ぺいん「あっちだね。それじゃ、ほい」
れりあ「ん?何その手?」
ぺいん「何って、デートなんだから手ぐらい繋ぐでしょ?」
れりあ「え…いや、…///」
ぺいん「もしかして?恥ずかしい?( ̄▽ ̄)」
れりあ「べっつにぃ?全然余裕だけどぉ!?」
ガシッと手を掴む
「ぺいんから言ったんだから途中で辞めるとかなしだからね!」
ぺいん「はいよぉw」
数時間後…
ぺいん「ふぅ〜、遊び疲れたねぇ」
れりあ「だねぇ!いっぱい遊んで楽しかったァ!」
ぺいん「今度はみんなときたいな〜」
れりあ「私とだけじゃ…つまらなかった?💦」
ぺいん「いやいや、れりあちゃんと二人だけで行くのも最高に楽しかったよ〜!またれりあちゃんも含めみんなできたらもっと盛り上がりそうだなって思っただけ!僕的には今日はさいこうの思い出だよ!」
れりあ「良かったぁ💦」
「そうだね!今度は皆で来ようね!」
ぺいん「そうだね〜」
「そろそろいい時間だから帰るか〜」
れりあ「そうだね、」
(寂しいなぁ。また遊ぶ約束は出来たけど、今日はもう終わっちゃうのかァ…)
ぺいん「アンブレラアジトまで送ってくよ?」
れりあ「え、いいの?」
ぺいん「もちろん、いくられりあちゃんが強いとはいえ、暗い中可愛い女の子を1人で歩かせる訳には行かないよ」
れりあ「そ、そっか!ありがと!」
(やっぱり優しいなぁぺいんは…でも多分正義的に考えてるんだろうなぁ。)
ぺいん「それにさ」
れりあ「?」
ぺいん「今日はほんとに楽しかったからこのまま現地解散なんて寂しいじゃん?」
れりあ「!!」
「寂しいんだ?w」
(寂しいって思ってくれた!!!)
ぺいん「ま、ていうのは建前で」
れりあ「え!?」
ぺいん「ただ僕がもっと一緒に居たいだけなんだけどね?」
れりあ「!!?…///」
「それは反則じゃん…///(ボソッ)」
ぺいん「なんか言った?」
れりあ「な、なんでもないよ!帰ろ!」
ぺいん「そうだね?」
数十分後
〜〈アンブレラアジト〉〜
れりあ「送ってくれてありがと!」
ぺいん「うん!大丈夫だよ!またね!」
れりあ「うん!」
ウェスカー「おいまて」
ぺいん「…アルフォートさん」
ウェスカー「何でお前がこんな遅い時間にウチのれりあと帰ってくるんだ?」
「何してた」
れりあ「違うの!これは私がデートに…」
ウェスカー「黙れ、れりあ。今私はぺいんに聞いているんだ。」
れりあ「…ッッ」
ぺいん「…」
ウェスカー「黙ってないでなにか言えよぺいん」
ぺいん「別に普通に遊園地で遊んでただけですけど」
ウェスカー「なんで、2人で遊園地で遊んでるんだって聞いてるんだ」
ぺいん「友達ですから」
ウェスカー「理由になってないな。お前友達多いだろ、なんでれりあと2人なんだ。警察が犯罪者と2人きりってのはどーなんだ。」
ぺいん「いくら犯罪者でも犯罪してない時まで咎めるつもりは無いですよ。」
ウェスカー「そうか、まぁお前が問題なくてもウチが困るんだ。警察とデートなんかしてる奴がいるなんて。」
ぺいん「別にいいじゃないすか」
ウェスカー「あ?」
ぺいん「近い将来、どうせれりあは僕が貰うんだし」
れりあ「…///!!!!!!!?」
ウェスカー「おい!れりあどういう事だ! 」
れりあ「いや!嬉しい!じゃなくて、私も初めて聞いたというかなんというか…」
ウェスカー「どういうつもりだぺいん」
ぺいん「そのままの意味ですよ」
「将来僕が嫁に貰って、一緒に居ても不思議じゃない関係にしますから。」
ウェスカー「お前、正気か?」
ぺいん「もちろんですよ。」
「僕元々ギャングしにこの街来たんですけど、その時はずっとこう思ってました。」
「ってね」
「まぁ今はしがないお巡りさんですけどね〜」
ウェスカー「お前…ほんと面白いな」
ぺいん「ありがとうございます。これから良くれりあちゃんといると思いますけど、よろしくお願いしますね。」
れりあ「ちょ…」
(やばい好き好き好き…)
ウェスカー「お前がギャングだったら良かったんだがな。」
ぺいん「僕がギャングはありえないですよ。守りたい物が多いんでね。」
「それじゃ、また」
「じゃあねれりあちゃん」
れりあ「う、うん!またね!」
ウェスカー「はぁ…あいつ中々厄介なやつに育ったな…」
れりあ「…///」
ウェスカー「それで?お前はアイツのことが好きなのか?」
れりあ「ふぇ!?ま、まぁ?好きか嫌いかで言えば好き…ってか普通に好きだけど…///」
ウェスカー「でもあいつお前の好意に気づいてないんじゃないか?私に近い将来貰ってくとか啖呵切ってたが。」
れりあ「うぅ…それが問題…」
ウェスカー「まぁ、何とかなるだろ」
「そうだ、お前はお前でミッション与えよう 」
れりあ「え?」
ウェスカー「お前ぺいんと結ばれてもギャングは辞めないだろ?」
れりあ「それはもちろん…」
ウェスカー「だったら逆にぺいんをこっち側に引き込め」
「あいつは即戦力になる」
れりあ「え、でも」
ウェスカー「あいつは甘い男だから。もちろんお前の恋を優先的に考えてもいいが、余裕があるならギャング側に」
「お前もぺいんと犯罪したいだろ」
れりあ「…妄想」
(私が警察に捕まってる時に助けに来てくれるぺいん…めっちゃいいかも♡♡)
れりあ「わかりました!できそうだったら頑張ります!」
ウェスカー「おう、それじゃ」
れりあ「待っててぺいん!今すぐ警察を辞めさせて犯罪者にして合法的に犯s…じゃなくて一緒にいてやる!」
一方ぺいん
ぺいん「ヘクシュ」
「何か噂でもされてるのかな」
「めっちゃ啖呵切っちゃったけど、これからどうしようかな〜」
「まぁなんとかなるか」
れりあの思惑も知らずに呑気なぺいんであった。