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藤の花の家紋の家で休んだ後、すぐに任務が入った。今度は山へ向かうらしい。山で行方不明……。嫌な予感がする。今回も伊之助と善逸と合同らしい。倒せると思う、多分。




__ここが那田蜘蛛山……。薄気味悪い。蜘蛛が沢山いて気持ち悪い。帰りたいな。


「なぁ善逸」

善「なな、なんだよ炭治郎ぉ…」

「蜘蛛、血鬼術かも」

善「はいぃぃぃぃ!?!?」

「多分これで体を這わせて操ってる」

善「そそそ、そんなの無理だって!!!!!」

「だってさ、アレ見て」

善「嘘でしょ………」

善「( ‘ω’)ギャァァァァァァ」

「うるさい」

善「関節から悲鳴がッ!!!!!」

隊士「た、助けてくれぇ!!!!!」

「うわぁ痛そう…」

善「言ってる場合!?!?」

「何が?」ボワッ

善「ああ…はい、あなたはそういう人でしたね(?)」

「?」

伊「うぉぉぉぉ!鬼がうじゃうじゃいるぞ!」

「わかるの?」

伊「おう!俺は肌の感覚が鋭いんだよ!」

「ふーん…じゃあここの鬼の頭がどこにいるかわかる…?」

伊「任せろッ!」

伊「獣の呼吸 漆ノ型 空間識覚」

「どう?」

伊「!あっちだ!」

「すごいな」

伊「だろぉ?」ドヤ( *¯ ꒳¯*)

「じゃあ俺は行くから」ビュンッ(去)

伊「な、なんだよあいつ…」

善「こっわ…」



「……君がここの長?」

?「驚いた、僕を見つけるとは」

「なんで鬼が群れをなしてるの?」

?「群れって……酷い言われようだね、僕はただ家族を愛しているだけなのに」

「家族、?」

?「そうさ、ここにいる鬼たちは全部僕の家族なんだ」

「で、君名前は?」

?「僕は累、ここの中ではいちばん強いよ」

「ふーん…」

累「坊やには勝てないよ」

「言い残すことそれだけ?」

累「言い残す?あたかも僕の敗北が決まっているみたいな言い方だね」

「君は負けるよ」

累「なんで言い切れるんだい?」

「だって……」

「弱いもん」ボワッ

ザシュッ(頸落)

累「嘘、だ………」

「ふーん…下弦の伍か、この程度なんだね」

累「勝った気にならないでよね」

「あれ」

累「君に斬られる前に自分で頸を斬ったよ」

「へぇ……じゃあ2割で行くね」

累「舐めてるの?」

「日の呼吸 壱ノ型 円舞」ボワッ

ザシュッ(頸落)

累「まだだよ」

「(´Д`)ハァ…」

「4割」

「水の呼吸 参ノ型 流流舞い」

累「今度は水……!だけどまだ弱いね」

「………5割」

「日の呼吸 弐ノ型 碧羅の天」ボワッ

累「腕がッ!」

「参ノ型 烈日紅鏡」ボワッ

累「くッ!!!!!」(血鬼術出す)

累(斬られたところが再生しないッ!!!!!)

「肆ノ型 灼骨炎陽」ボワッ

累「ッ!!!!!」

ザシュッ(頸斬)

累「ッ………」

累(僕、何のために……)

「……大丈夫、君は寂しかったんだよね」

累「ッ、坊やに何がわかるんだい…」

「俺、鬼に妹以外の家族を○されたから…」

累「……」

「あ、暗い話はここまで。君にはしっかりと反省して生まれ変わって欲しいな」

累「……なんで優しくしてくれるの?」

「君からは悪意の匂いがしないからニコッ」

累「あ、…///」

「”またね”ニコッ」

累「ね、ねぇッ!」

「?」

累「もし!もし生まれ変わったらその時は友達になってくれる?」

「!」

「もちろんニコッ」

累「!」

累「ありがとうッ!」( ・ ・̥ )

「ニコッ」

「行ってしまった…」(手を合わせる)

「……よし、行くか」


合流後…

「みんなー戻ったよ」

「あれ、?」

善「いやぁぁぁぁ炭治郎!!!!!」

「善逸どうしたの?」

善「戦いの途中で寝ちゃって起きたらこんなことになっててさァァァァァ!!!!!」

善「もう最悪だよ!!!!!」

「鬼は?」

善「気づいたらいなかった…」

「うーん…斬ったね」

「善逸、頑張ったなニコッ」

善「う、うん…!」

「伊之助は?」

善「あっちから音がするよ」

伊「クソがッ!なんでこんなとこで縛られてんだ俺様はッ!!!!!」

「あ、居た」

伊「お、ちょうどいい所に!権八郎!これ解いてくれ!」

「…」

「善逸…帰ろう」

伊「置いてくなよッ‪💢」

「………」

シュッ(去)

伊「クソッ、炭治郎!!!!!」

「全く…最初からそう言ってよね」

ジャキンッ(斬)

伊「あっぶねぇな‪💢」

「………」

「怪我は?」

伊「おめぇの兄弟子のせいでろくに戦えやしなかった!!!!!お陰で損耗ゼロだ!!!!!」

「そう、これは義勇さんが…正しい判断だな」

伊「なんだとてめぇ!」

「………」

「おい猪」

善(炭治郎からしてはいけない音がッ!!!!!)

善「まずい…」

伊「あ?ンだと((`△´))ゴルァ!」

「黙れ」(圧)

伊 Σ( ˙꒳​˙ ;)

「威勢がいいのはいいことだけどよぉ…」

善 Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ

「まともに話し出来ねんじゃ意味ねぇだろ?ちゃんと話せ」

「わかった?ニコッ」

伊「ウン」

「いい子だねニコッ」ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙

伊 ほわほわ…

「ほら、善逸が怪我してるし早く帰るよ」

善「炭治郎…」

伊「ウン」


蝶屋敷にて…

「胡蝶さん」

胡「あら、任務帰りですか。お疲れ様でした」

「はい、それでなんですけど…善逸が」

胡「まずいですね、すぐに手当に入ります」

「ありがとうございます」

胡「炭治郎君は大丈夫ですか?」

「はい、俺は特に何も」

胡「?そうですか…」

胡「噂に聞きましたがあの場には下弦の伍がいたのでしょう…」

「そうですね、遭遇しました」

胡「まさか炭治郎君一人で、?」

「え?そうです」

胡「ッ!?!?」

「?」

胡「それで損耗0ですか、? 」

「はい」

胡「それってつまり柱である私たちと同等の強さですよ?」

「?」

「俺強さとかあまり興味なくて」

胡「まぁ炭治郎君ならそういうと思いました」

胡「ですがひとつ、階級が上がっている可能性もありますので確認してみてはいかがでしょう」

「階級ってどう確認するんですか?」

胡「このようにするのです」

胡「”階級を示せ”」

(手の甲に文字が浮かぶ)

「へぇ、すごい…」

胡「私は柱ですのできのえです。炭治郎君は? 」

「なんだろう…」

「”階級を示せ”」

(手の甲に文字が浮かぶ)

胡「はい、?」

「?」

「えっと、これなんて読むんだろう…」

胡「きのとです!なぜこんなに早く…」

「えっと、?」

胡「順を追って説明しますね…私は階級の中では最も高い甲です。炭治郎君はその一つ下の乙です。つまり、1ヶ月程度の間にここまで上がったことになります…正直私も驚いています…。」

「えっと……普通なら乙?になるまではどのくらいなのですか?」

胡「個人差はありますが私は3年ほどかかりました…」

「え」

「じゃあ俺は…」

胡「そうですね…もしかしたら時透君を超えてしまうかもしれません…」

「………まぁいいか」

胡「強いに越したことはありませんから」

「………………あの」

胡「なんでしょう」

「こんなこと言ったら信じますか?」

胡「?」

「まだ”本気”を出していない」

胡「ッ!?」

「下弦の伍に出したのも半分程度でした」

胡「本当ですか?」

「はい」

胡「………凄いですね、既に柱程度の実力はあるみたいですね」

「……」

胡「ただ、実戦経験はそこまである訳ではないので油断はできません」

「はい」

胡「訓練は怠らないようにしてくださいね」

「はい…!」

「ありがとうございましたニコッ」

胡「は、はい…(/////)」

「?」

胡(姉さん……私どうしちゃったんだろう……。炭治郎君を見ているとなんだか熱くなってしまう)


病室…

「あ、善逸いた」

善「炭治郎😭」

「また恥をさらしているのか?」

善「酷い言われよう!」

「だって実際そうだろう?」

善「酷いよぉ…」

「………善逸」

善「なんだよぉ…」

「うるさい」

善「酷い!」

「静かにしろニコッ」

善「Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ」

「うるさいなぁ…」

胡「あら、随分と元気があるようですねニコッ」

善「あ、いやぁその………」

胡「こんなに元気があるなら機能回復訓練もできそうですねニコッ」

善「ま、まだできないですからァァァァ!」

胡「あら、元気のいいことニコッ」

胡「カナヲ、案内してあげて」

栗「はい、師範」

善「(((;°Д°;))))ギャーッ」

胡「………さてと」

胡「炭治郎君、少しお話があります」

「え、俺ですか、?」

胡「えぇ、そうですニコッ」

胡「話が長くなるのでお茶でも入れましょうか」

「???」

(何の話だろう…)


a few minutes later…

胡「おまたせしました。さて、話というのはですね」

「(。_。`)コク」

胡「炭治郎君、あなたを私の継子にしたいと思いまして」

「つぐこ、?」

胡「はい、私には既に一人継子がいるのですが……(どうしてもあなたを手に入れたいので)継子になっていただけますか、?」

「……継子ってなんですか?」

胡「凹〇 コテッ」

胡「そうでしたね、まずはそこからです。鬼殺隊の制度として柱から直接指導を受けることの出来る隊士のことを総して”継子”と呼びます。まぁつまりは師弟関係のようなものです」

「なるほど…」

胡「で、どうですか?」

「しのぶさんから直接ご指導いただけるなら慶んでお受けします」

胡「そうですか!」

「今感情が」

胡「え、?」

「もっと心から笑ってもいいんですよニコッ」

胡「……はい、(////)」

「……照れてます?」

胡「えッ!?そんなことないですよ」

「俺、昔から匂いで人の感情がわかるんです」

胡「そんなことができるのですね…」

「(。_。`)コク」

胡「はぁ……照れてましたよ」

「??」

胡「まぁ、とりあえずここに住み込みになりますが大丈夫ですか?」

「え、住んでいいんですか?」

胡「?えぇ」

「わかりました……俺、家事とか自分でやらないと気が済まないので手伝いますよ」

胡「あら、そうなのですか。ならお願いしますね」

「(。_。`)コク」

胡「では、私はまだ仕事がありますので」

「………あの」

胡「どうかしましたか?」

「自分を犠牲にしないでくださいね……大事にしてください」

胡「ッ!?!?どうしてそれを………?」

「?」

「しのぶさんからはいつも怒ってる匂いがするので…」

胡「……そうですね、私はいつも怒っています。姉を56された憎き鬼をこの手で滅ぼすまでは」

「………」

胡「急にこんな話をしてしまってごめんなさい」

「辛かったですよね…」

胡「え、?」

「俺も……家に帰って家族が血を流して倒れてて…禰豆子だけは生きてくれたけど………他の家族は……」

「……けど、生きなきゃいけないんです。亡くなった家族のためにも。だから自分は4んでいいと絶対思わないでください 」

胡「………そうですね」

「……それに、俺……しのぶさんが4んじゃったら……嫌だから…🥺」

胡「Σ(°꒫°*=͟͟͞)➳♡ズキュン」

胡「そうですね、炭治郎君のためにも絶対4ねませんね!」

「え、?」

胡「よし、私は仕事してきます」

「あ、はい…?」

「???」

善「はぁぁぁぁん………いいご身分ですな炭治郎…」

「善逸居たのか」

善「ふーーん……俺が苦しい思いをしている時にあんたは胡蝶さんとあははうふふな会話をしていたということですか、へぇぇ‪💢」

「善逸、?」

善「だいたい!なんで可愛いのにモテるんだよ!」

「えーっと……かわいいだけじゃだめですか?🥺」

善「いいよ!!!!!そういう可愛いの大歓迎だから!!!!!もっとやってよ炭治郎!!!!!」

「ちなみに……俺は女の子じゃないから体に触ることもできるんだぞ」

善「え、?炭治郎さん?」

「変な触り方しないならいいよ」

善「まじかよ…じ、じゃあ……失礼します、?」

「(。_。`)コク」

善 サワサワ(触)

「………」

スルッ(首後手回)

善「えッちょちょちょちょ、炭治郎さん!?!?」

「意気地無し♡♡」(耳元)

カプッ(耳甘噛)

善「炭治郎さんッ!?!?/////」

ペロペロッ(耳舐)

善「あッひぁ、ちょやめてぇッ♡♡」

「耳弱いの?」

善「我慢してるんだからね……襲うの」

「いいのに」

善「……」

ドサッ(押倒)

「……ニヤッ」

胡「………」

善「ッ!?!?いいい、いやこれにはわけがッ!!!!!」

胡「善逸くん?ニコッ」

胡「そんなに元気があるならもう任務行けますよね?ニコッ」

善「((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア」

「笑笑」

善「クソッ炭治郎!!!!!嵌めたな!!!」

「ニコッ」

善「その顔はずるいよぉ…////」

胡「……炭治郎君」

「?」

胡 ((((( *˙˙)トコトコ…

「??」

胡「………口外厳禁ですよ」

「?」

胡「(*´³`*) ㄘゅ💕」

「!?!?」

胡「( ̄b ̄)シーッ!ニコッ」

「!?!?/////」

胡「お顔真っ赤ですね、可愛いニコッ」

「//////」

胡「私以外の方とこういうことしたら嫌です…」

「(。_。`)コク」

胡「いい子ですねニコッ」

「///」

胡「では私はこれで」

「(。_。`)コク///」





✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂





終わりー






最強剣士は実力を隠します

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コメント

1

ユーザー

めっちゃ続きが気になります! この物語、大好きです!!

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