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それから俺は約束の期日ごとにビニール袋に入れた金塊を店に運び入れた。

ずっしりと重く、アパートから店まで、15分程度歩くだけでも骨が折れる仕事だった。

男は時々、「調査」と称して、俺に目の前で金を放出するところを見せるように命じてきた。

この頃になると、俺も恥じらいが薄れてきたというか、半分諦めたような気持ちになっていたので、嫌々ながらカネのためと我慢して男に見せてやった。

そんな時、男はなんとも形容しがたい顔をして俺の行為を見ていた。なんと言おうか、その顔には残酷な喜びのようなものが見え隠れしていた。  

俺がなかなか黄金を出せずにいると、出やすいようにマッサージしてやる、などと言って尻を撫で回してきたりした。

こいつは相当やばいやつらしい。

金の卵 〜黄金を生み出す能力を得た俺とヘンタイ鑑定人の100日間〜

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