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インターンも終わり…期末テスト。昨夜は仮面ちゃんが襲ってきて色々あって返り討ちにしたけど凄く愛し合った結果精神的に疲れて感情を隠せないの。社会以外の勉強はほとんど仮面ちゃん頼みにして中で寝てたけど…
「(どうだった?仮面ちゃん)」
【(1教科に90点は確実よ♡次は実技だから頑張って♡♡ )】
「(仮面ちゃん…ありがと!)」
「それじゃあ演習試験を始めていく。この試験でももちろん赤点はある。林間合宿行きたけりゃ、みっともねえヘマするなよ」
「先生多いな…?」
「諸君なら事前に情報仕入れて、何するか薄々わかってるとは思うが…」
「入試みてぇなロボ無双だろ!!」
「花火!カレー!肝試ーー!!」
「残念!!諸事情あって今回から内容を変更しちゃうのさ!」
「「「校長先生!」」」
担任の首にいてる捕縛帯からでてきた校長。あの大きさで重くないの?担任もよく何ともなかったわね。邪魔じゃない?と少し考えた。
「変更って…」
「これからは対人戦闘・活動を見据えた、より実践に近い教えを重視するのさ!というわけで…諸君らにはこれから二人一組でここにいる教師一人と戦闘を行なってもらう!」
「「「!?」」」
「先…生方と…!?」
「尚、ペアの組と対戦する教師は既に決定済み。動きの傾向や成績、親密度……諸々を踏まえて独断で組ませてもらったから発表していくぞ」
待っても名前が呼ばれないわね…
「先生、私は誰と?」
「霊華少女は1人で相手は…私だ!」
「(オールマイトね…)」
【(面白そうじゃないの(っ ・꒳・ c))】
「(仮面ちゃんの顔文字の顔が怖い!)」
「試験の制限時間30分!君たちの目的は、このハンドカフスを教師にかけるorどちらか1人がステージから脱出するかさ!」
「先生捕らえるか逃げるか、戦闘訓練と似てんな」
「ほんとに逃げてもいーんですか!?」
「うん!」
「とはいえ戦闘訓練とは訳が違うからな!!相手はちょーーー格上」
「格…上…?イメージないんスけど…」
「っっ!!」
「ダミッ!ヘイガールウォッチャウユアマウスハァン!?」
「今回は極めて実践に近い状況での試験。僕らを敵そのものだと考えて下さい」
「会敵したと仮定し、そこで戦い勝てるならそれで良し。だが」
「実力差が大きすぎる場合、逃げて応援呼んだ方が賢明。轟、飯田、緑谷……お前らはよくわかってるハズだ」
「………」
「戦って勝つか、逃げて勝つか……」
「そう!君らの判断力が試される!けどこんなルール逃げの一択じゃね!?って思っちゃいますよね。そこで私達がサポート科にこんなの作ってもらいました!!超圧縮おーもーりー!!」
体重の約半分の重量を装着する教師陣。戦闘経験がないヒーローの卵にハンデをつけて勝負できるぞと煽られる。
「戦闘を視野に入れさせる為か、ナメてんな」
「HAHAHA!どうかな!」
「よし、チームごとに用意したステージで一戦目から順番に演習試験を始める」
【(やっぱりやるからには徹底的に♡よ)】
「(やるからには徹底的に…分かったわ)」
【(さっすがぁ船長!他のやつより理解が早くて助かるわ♡)】
「(そんなこと助かられても意味ないわよ)」
【(アタシの心には意味があるの♡)】
「(そー言うものかしらね…)」
爆豪くんと緑谷くんのチームは相手がオールマイトだからよく見てたけど…オールマイトがもしヴィランなら2週間で世界征服出来そうで恐ろしい。
【(例えが大雑把ね♡)】
「(いやだって、日本のヒーローサンでしょ?ハンデがあるとはいえそのハンデは実践ではないんだからしっかりしないと💦)」
【(焦らなくても大丈夫♡……アタシ達はしっかり船長を見るから、船長もしっかりアタシ達を見て?何度負けそうになっても構わない。ここは船長の居た戦場だと思えばいい。躊躇も要らない。ただ邪魔者を殺してたあの頃と違うのは敵を確保すること。それにこのテストにはルールの穴がある。それは……怪我をおわせてはいけないとは?)】
「(ない。つまり、結果論で言われてる。捕まえるか、逃げると言われてるけど、どちらも怪我の制限も時間制限もない。でも殺すのはだめ…例えば足を折るのは?腕を斬るのは? 毒で苦しめるのは?そういった様々な事を考えるとこれはかなり緩い。つまり遠回しに仮面ちゃんは簡単だから楽にしてと言いたいんでしょ?)」
【(正解♡こんなに遠回しでも船長には伝わるのねぇ…でも、これだけは覚えて?これは遠回しじゃない、嘘でもない、正直に言うわ…船長は死なないで。1人にしないで。抱え込まないで。大好き、愛してる♡頑張ったら昨日みたいに愛し合いましょ♡♡)】
「(……後半はただの本気な気持ちでしょ?それは。)」
【(正解♡クマリンちゃんもアタシも捨てられたからそういうのが怖いの。)】
「(今更捨てないわよ。共依存だからね)」
【(船長大好き♡好き♡愛してる♡世界で1番♡船長が望むなら轟家も壊せるし何億人の人間も殺せるし世界征服もしちゃう♡♡)】
「(世界征服と轟家破壊はやめなさい。)」
『霊華。演習試験READY GO』
「(やばい…心の中が仮面ちゃんからの愛でいっぱい過ぎてやばいわ。)こうなってくると怖いわね…愛って偉大……」
【(嬉しいけど心から声が漏れてるわよ♡アタシの愛…もっと欲しい?でもアタシはドSにもドMにもなれるから船長がドSでもいいわよ♡)】
「今は遠慮しとくわ。仮面ちゃんってこうなってくると可愛いけど愛はドス黒い…」
【(残念。それがアタシだからね♡)】
「私が来た!私はヴィランだ!!」
「ワーこわーい、そんな鬼になんとお得!今ここには大豆があるから鬼は…地獄に帰れゴラァ!!!」
弾丸のように高速で飛んでくる豆…直で当たったすごい硬いはずのビルが粉々に壊れるほどだった
「今は豆まきの時期じゃないよ霊華少女💦」
「うっさいわね!金なくてあの頃豆まき出来なかったの!豆まこうとしたらカラスに喰われて…あのカラス共!絶対許さない!私の豆!どうせなら小豆を投げたかった!餡子にしちゃったしアン●ンマンが居たらマジ絶対脳みそ啜る!」
「建物が崩れるくらいの強度の豆って…個性で作ってるの?友達と出来なかったの? 」
「あ”?」
【(オールマイトが船長の地雷踏んだ♡)】
「アンパ●マンは愛と勇気しか友達が居ないけど!私は勇気がなくて友達は幽霊とカラスよ!どうせ私なんてアンパンマン以下!ちくしょう、愛と勇気が妬ましい!!●ンパンマンは犬、カバ、カビ、菌、骨、天丼も居るのに私なんて人が楽しみに思って投げた豆喰うクソカラス共と幽霊!幽霊で骨はまだしもカラスは無理!なんならカラスと犬交換しなさいよ!!船長、本気で世界に泣くわよ!」
大声で変なこと怒鳴り散らしながらもオールマイトに少し手加減して組手で勝負してる…流石、アタシが見込んだ船長♡
「ほんとに最悪よ!昨日なんて寝ずに凄い楽しんだのに今日は期末テストとか死ぬ!もう死んでるけど!仮面ちゃんの反応が可愛すぎて無理…夜が怖くて無理……寝不足よ寝不足!帰ったら仮面ちゃんに膝枕してもらって寝るわ。だからオールマイトも寝て。」
幻術でオールマイトを眠らせた
『霊華、条件達成』
「寝るわ!! 」
「寝るな」
担任に凄く非合理的だからドヤされました…私悪くないもん