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夕食のビュッフェで腹いっぱい食べて、温泉に入って、結衣を待っている間マッサージチェアに座り込むと、ものすごい良い気分になってそのまま俺は眠りこけていた。
結衣の優しいトーンの声で起こされ、寝ぼけながら誘導されるがままに部屋へと到着した。
部屋に着いた時だ。
部屋に2客の布団が並んで敷かれていて、それが目に入った瞬間俺は一気に目を覚ました。
「……」
「あ!お布団の用意出来てるね!猛君眠そうだし……もう寝る?」
これは……遠回しに、始めるかどうか聞いてきているのか!?
先程まで寝ぼけていた俺の思考回路は意味がわからなくなっていた。
「そうだな!!」
「あれ!?目、覚めたの?急に元気だけど、本当にもう寝る?もう少しテレビ見たり、お喋りしたりしてても大丈夫だよ?」
「いや!今は……それよりも……なぁ?」 ************************
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