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「先輩、付き合ってください。」
昼休憩の2人だけの空間。
ずっと気になってた先輩への告白。
驚く先輩。
「何言ってんの〜!ウケるんだけど!」
驚く顔をすぐに緩めて笑い出す先輩。
「あたしたちそんな関係じゃなくね?それに彼氏いるんだけど知らなかったの?」
「そ、そうなんすか、。」
かっこ悪い声が出てしまう。
「え、なに?ガチのヤツ?」
「気まず。とりま距離置こ。」
「すみません。、ありがとうございました、今まで!」
「おも、まじウケる」
距離を置かれてしまったし、告白も失敗。
でも嬉しい。
そう、
俺は、、
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「はあぁぁぁぁ、、、」
「どうした、なんかあった?」
優しい声で声をかけてくれているのは振られたあの子の同学年の先輩。
俺が2年だから1個上って訳。
「聞いてくださいよー」
「またまた振られちゃったんすよー」
振られた時にはぞわって来る嬉しみがあったけれど、流石の俺でも後悔はする。
「顔はいいのにねぇ」
わ、優しそうな声のくせに言ってくる言葉は毎回最悪だ。
「それってどー言う意味っすか!」
くすくすと笑われている。
「ほんとムカつきますよね。先輩。」
「ありがとう。」
褒めてない。
けれどこれが日常。
そう、先輩は俺の正反対
「ほんと先輩はSっすよね。」
「じゃあドMのお前と相性バチバチにいいじゃん。」
言ってることが既にきもい。
「流石の俺でも男はきちーっす。」
「ぱこぱこきもちくしてあげるからさ♡」
「うわ……。」
ガチ引き。ドン引き。
とにかく先輩は気持ち悪くうざい。
なんで仲良くなってしまったのか思うことが1日に最低3回ある。
ちなみに今日は6回目。
「先輩には全く惹かれませんからね。」
「本当は好きなくせに。」
ナルシスト死ぬほどうざい。
でも仲良くしているのは理由がある。
3年には気の強い女子が多いからだ!!
それに顔も整ってていい感じにギャル。
つまり先輩は俺の道具って訳だ。
めんどくさい人なのがだるいけれど。
それに先輩は結構イケメンなのだ。
それにこの性格だから女の子たちからの受けもよく程よい関係性!
これは、、
「ふへへへ、、、」
「あれ、もしかして俺とぱこる気になった?」
「は?黙ってください。」
心で考えてることが漏れてしまっていた。
そして先輩は気持ち悪い。
「じゃあ俺は授業行きますねー」
「うん、放課後ホテル行こーね」
「はいはい。」
返事をしたが大丈夫である。
いつもこんな感じで受け流すからだ。
でも放課後は一緒に帰る。
たまに女の子も着いてくるからね。
とにかく今は授業っと。
放課後はまた別のお話ー。
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