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一話/青年は泥を見る

ーーーーーーーーーーーーーー

===side


どれほど前からだろうか最初の頃はむしろ嫌っていたようなきがする。

だが彼を知れば知るほど好きになっていった。

だからこれは言わない、…言えない。

それが彼の幸せの為だから


思えば俺はあの頃から彼が好きだったんだ…


自分でも思う未練がましいと

でも少しぐらい良いだろ?

ありもしない希望を抱くことも、

このまま恋心も全て己の中で朽ち果てるまで抱えるから……、

______


ある日の放課後

周りの生徒達がガヤガヤと帰っていくなか

ディエゴ•ブランドーは1人席で考え事をしていた。

そんな彼に誰かが近づいてきた。

ディエゴに

「なぁ知ってるか?」

と声を掛けた。

そんな声が聞こえディエゴは意識をそちらに向けた

「どうしたんだ」

「駅の近くに新しくゲーセン出来たみたいだぜ」

「それでさ週末一緒に行かねぇ?」

ゲームセンター特有の音や雰囲気が苦手で断ろうと思ったが、

此奴が最近予定を聞いてきた事を思い出し、

それに俺は予定はないと言ってしまった事を思い出し、過去の自分の恨んだ。

仕方なく

「土曜の午後なら行けるよ」

「まじ!ありがとなー!」


「おいオリモブ1!」

「補修だぞ!」

そんな大声が耳を劈く

「あっやべっ!」

「また土曜な!」


「あぁ」

ディエゴはその後ろ姿が見えなくなると

帰りの支度を素早く終わらせ、

一人教室を去った。



今思えばこの会話は運命の選択と言っても過言でもないほど大切なきっかけだった。


それを今の彼は知らない。

ーーーーーーーーーーーーーー


はい五話目にしてようやく本編始まった!


タイトルの青年は泥を見る要素最初しかない!


ちなみにディエゴは高校生です。

学年決めてない。

オリモブ1はモブは可哀想だし名前をつける程でもないからオリを付けた。

オリモブ1多分いくつかに出ます。

青年は15〜24ということなのでディエゴを高校生にしました。

雑談終わりにしてばいばぁい!

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