はじめまして、さきいか太郎です❗❗
今回、ヤンデレこばかぶ3話目を書かせていただきました。
小林ニキがヤバいです。とにかくヤバいです。
華太君がちょっとだけ危険な目に遭ったり、ちょっとだけヤバいことされたりします。
さきいかの性癖が漏れだします。
苦手な方は逃げてください。良いよ❗という方はお進みください。
それでは、どうぞ
「おかあさん……………これ、カーネーション❗今日ね、“ははのひ”だからね作ったの」
「いつもおしごと、すっごいがんばってるから。ぼく、プレゼントあげたくて」
「……………………………………………………ありがとう、とても嬉しいわ」
「……………ッッ❗❗ほんと❗…………………………じゃあ」
「でもね、華太。お母さんこういうのが一番嫌いなの。」
「……………………………………………………え」
「あーあ、疲れる。お母さん今から仕事なの。何で今渡すかなぁ。あぁ頭悪いもんねあんた」
「カーネーション……………だっけ?こんなのどこに飾るのよ。ぼろぼろでゴミみたいなの」
「おかあさ」
「お母さんを困らせないでちょうだい」
ぼくががんばって作ったカーネーションがびりびりと細かくなっていく。
やめて。おかあさん。やめてよ……………
ぼくはただ、おかあさんのえがおが見たかっただけなの。
「うわぁぁッッ」
気持ちの悪い夢を見た。久々だ。あの人の夢を見るのは。
まだ呼吸が整わぬ状態であるせいで、目の前がチカチカと点滅する。
深く息を吸って、落ち着いて目を開くと、自分の目を疑うような光景が広がっていた。
ピンク色のラグに、ハート柄のベットシーツ、それらの上にあるたくさんのテディベア。
まるで女子小学生のお部屋だ。そのくせ窓はひとつもない……………
ドアは分厚く、鍵がかけてあり、力業では開けられなそうだ。出来るとすれば、兄貴達だな。
さて、俺をここに閉じ込めた犯人だが心当たりがある。
「小林の兄貴……………」
兄貴を疑いたくないがこればかりは仕方がない。前々からパワハラ、セクハラ、ストーキング
それに性的暴行……………、もう「自分が犯人です」って言っているようなものだ。
そんなことを考えていると、急に扉がひらく。
「おはようカブト」
「元気?」
見間違えるはずがない。小林の兄貴だ。俺は必死にテディベアを兄貴に投げる。
防衛本能だ。兄貴に楯突いてでも、自分を守りたかった。
「何で、何で俺なんですかッッ、俺はずっと、兄貴のためにおえぇ、げほッッ俺はッッ」
言葉がすっと出てこない、文脈もぐちゃぐちゃだ。まだあのときの恐怖が頭を支配している。
テディベアも残りわずかだ。
「い゛い゛い、い、いいつも殴ったり゛お゛し゛りさわっだり、キスだ゛って゛」
「……………………………………………………」
治りかけていた唇の傷が開き、血が飛び散る。最悪な気分だ。
「うううう゛うう゛ぢまでつ゛げられてて、ごほッッ、おれ゛のゴミとかあせっ漁ったり」
「もう、もももうやです゛なんで、なんで、ふぅ、ひゅっ、ずび」
「ああああああああああああああああああああああ」
苦しい。うまく息ができない。俺、死ぬのか?嫌だ嫌だ……………
「ひぃ、あ゛……………うぅ、がぁ………………………うううう」
助けて……………そう思った瞬間体が何か暖かいものに包み込まれる。どうやら兄貴は
俺がパニック中にベットまで近づいて、俺に抱きついたようだ。
「ほら、深呼吸だ。吸って、吐いて」
「う゛ぅえ……………ぐ、ふぅ」
「そう、いい子だ。大丈夫。大丈夫。」
背中を擦られる。少しだけ落ち着いてきた。
正気に戻った俺は、現実から逃げるように眠りについた。
兄貴は何故俺を監禁する?気に入らなければ、殺せばいいのに。いや死にたくはないけど。
他に目的があるのだろうか……………………………………………………。
「カブト、入っていいか」
前回とはうって変わって、兄貴が紳士的に入ってきた。
怒られた子犬みたいな表情に母性がうずいたが、今はそんなこと考えている場合ではない。
監禁目的をきかなくては…………………………………………
「兄貴……………質問していいすか」
「……………………………………………………ん」
「俺を監禁してどうするつもりなんですか、何が目的なんですか」
さっきまで困り顔だった兄貴の表情が、ふいに笑顔になる。嫌な予感がする。
「そっかぁ、そんなに知りたい?いいよ。教えるよ」
「……………………………………………………」
「俺さ、気づいたんだ。カブトのことが大大大大大好きなんだって」
「……………………………………………………」
「ひえぇ」
え、あ、怖ッッ。ヤバい、鳥肌立った。そんな俺に構うことなく、兄貴はるんるんと話始める。
「だってさ、もしお前が誰かに傷つけられたらそいつ殺したくなるし、もし俺以外の
人間がお前に好かれたらそいつ殺したくなる、もう監禁しかないだろ、なぁ」
「あぁ、仕事はだいじょーぶ、1週間休みもらったから」
「1週間……………だけですか」
「おう、1週間で俺のこと好きにさせるだけだろ。簡単だ」
「まずは、キスから練習しような、カブト♥」
ここから、始まった……………この地獄の1週間は。
「ごぉ♥……………ぐ、んあ………う゛♥♥、お゛ぉ」
「っん……………はぁ、カブトはキス下手だなぁ、かわいい」
「ぜひゅ……………ふ、はぁ、げほ………」
丸二日間。兄貴は俺にキスをしてくる。フレンチからディープまで全部。
抵抗はできない。したら思いきり頬をひっぱたいてくるからだ。現に今、俺の頬は
赤く腫れている。
「飯買ってくるからいい子にしてろよ」
兄貴はそう言い残して、この場を去った。あと五日、この繰り返しだと思うと、震えが止まらない。
脱出も考えたが、テディベアだらけのこの部屋でどう脱出すれば……………
そうしているうちに、兄貴が帰ってきた。
「カブトぉ、ただいまぁ」
「…………………………………………………」
兄貴は俺の額にキスを落とす。それに慣れてきている自分が怖い。
「お、お帰りなさい。小林の兄貴」
「うん♥……………そうだ、カブトにお土産あるんだ」
そう言うと、兄貴は袋から小さな小瓶を取り出し、俺に手渡す。
「何ですか?これ?」
「媚薬」
「びっ……………………………」
「ほら、キスする時いつも苦しそうじゃん?だから飲めよ」
「……………………………………………………」
「あの、朝食をとってからでは」
「今飲めよ」
「……………………………………………………」
「……………………………………………………」
絶対に嫌だ。飲みたくない。だが相手は小林の兄貴、気に入らないことがあれば…
「じゃあ、5秒数えるうちに飲めよ。飲まなかったらグリン……………な」
「ごーお」
「待ってくださいっ、少しだけ、時間を」
「よーん」
「嫌だ。ごめんなさい、やめて」
「さーん」
「うぅ」
「にーい」
「いーち」
「……………………………………………………」
「あはは、いいね。やれば出来んじゃん♥」
「ふぅ、はぁ♥♥、……………っん♥」
あたまがぽかぽかする、おなかがあつい。くちのなかがあまくてしあわせ。
あにきとのちゅうがきもちよくてだいすき。あにきがおれのむねをくすぐってくる。
はずかしいけど、もっとさわってほしい。あにきのはないきがみみもとにあたって
なんだかいけないことしているみたいでわくわくしちゃう。あにきがおれのなかに
はいってきた。くるしいけど、でんりゅうがはしってるみたいできもちいい。あつい。
もっとちゅうして。すきってゆって。なんかへんなきもちでうれしくなるの。
あにき、だいすき。
「腰がいたい」
この感じだと、ヤったな。最後までヤられた。監禁生活三日目でついにヤられた。
もう絶望しかない。俺はたくさんあるテディベアにあたる。投げたり。転がしたり。
すると、あることに気が付く。
「これは……………小林の兄貴のスマホ」
さっきまでテディベアの下敷きになっていて気づかなかった。これで助けが呼べるかもしれない。
俺はすぐさま画面をタップし、パスワード入力に移る。
小林の兄貴がつけそうな4桁の番号……………………………………………………
0519
いや、ないな。もしこれであっていたら恐怖以外の何者でもな……………あってるー。
じゃない。早く誰かに連絡をとらなければ。
話の通じる人で、口が固い人で、状況の理解が早い人言えば、あの人しかいない。
「助けてください ╴╴╴の兄貴ッッ」
はい続きます❗すみません❗❗
長くなりましたぁぁぁぁぁ、さようならぁぁぁぁぁぁぁ