⚠️・irxs
・青桃♀
・女体化
・Xに投げてたやつです!短いです!!
───────────────────────────
隣にあった温もりがないことに気づいて目を覚ました。
何時?今…まだ5時やん…今日は休みだと昨日言っていたからトイレにでも行ったのかと寝返りを打つとドレッサーの前に座る恋人の姿が見えた。鏡越しに目が合う。
「あ、まろ。起こした?おはよう」
こっちを振り向いて少し笑ってみせる。
「いや、勝手に起きた。起こしてへんよ」
「そ、良かった」
髪に通してるアイロンが、ふわふわのくせっ毛をいつものストレートに直していく。
「朝から大変じゃないの?」
「んー、大変…だけどこっちの方が綺麗に髪ポニーテールにできるからさ」
ないこが挙げたのはいつも俺が好きだと言っている髪型で思わず頬を緩める。
「なに?もしかして俺がポニーテールが1番好きって言ったから?」
「まとめやすいだけだからw調子乗んな!」
からかうと強い否定が返ってくる。そうやって言い返す方がかえって怪しいのに。
赤くなってる顔が鏡越しにバッチリ見えていることには気づいていないらしい。
「よし、」
満足したのかブラシで髪を梳かすないこ。
もう起きるのかな。俺、もうちょっと寝てたいんだけどなぁなんてベッドの中でぼーっと考える。
「ないこ」
「ん?」
小さく手招きするとアイロンを片したないこがベッド脇まで寄ってくる。その手を掴んで無理やりベッドの中に引きずり込んだ
「わー!!今せっかくアイロンしたのに!」
「いいやん、休みなんだからもうちょっと一緒に寝よ」
「1人で寝ればいいじゃん!!」
ひとりで寝るなら起きた方がマシ。一緒に寝たいんじゃん。しばらくモゾモゾと抵抗していたが諦めたのか俺と同じ方向を向いて横になる。その腰に腕を回した。
触れる布の感覚。あ、昨日脱がせたやつだなんて考えてみる。
「これ、なんて言うん」
「?着てるやつ?」
「うん」
「ベビードール」
「へ〜」
何となく肌触りが心地よくてそのままするすると撫でると擽ったそうにないこが笑った。「なんで急に?」
「んー、なんか胸元のレース透けててエロいなって思って」
「ばっかじゃないの」
軽く俺の足を蹴って、見えないよう胸元にタオルケットを引き上げる。今更隠したって昨日たっぷり見たのに。
「ほら、寝るなら寝よ。ちょっとだけだよ」
なんて偉そうに言っておきながら即寝たないこ。その首筋に後ろから顔を寄せる。
ちゅ、と小さくリップ音が鳴った。
ないこが身動ぎすると背中にかかった髪がさらりとベッドの上に流れて、昨晩の情事の痕が姿を表す。
うわ…こんなにつけたっけ、俺。
背中が大きくあいたデザインのせいで付けられたキスマークがよく目立っている。
ないこを起こさないよう上から重ねるように優しく口付けた。
俺のだ。ふわふわのくせっ毛も、長いまつ毛も、柔らかい肌も、桃色の透き通った目も、ないこは全部俺のもの。
細い指に手を絡ませてキスを落とす。
やっぱり指にはつきにくくて、一瞬咲いた赤い花は直ぐに消えてしまう。
「…指輪買うか」
誰に言う訳でもなく呟いてみる。どんな色が似合うだろうか、まあないこならなんでも似合うだろうけど。予約する予定の指にもう一度口付けてそっと目を瞑った。
コメント
1件
尊すぎます😭神作を ありがとうございます😭😭😭