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「よし!ついにAI搭載自立型ロボットが完成したぞ!…えっと、どこが電源だっけ…?…ここか!」ポチ
「……アナタハ誰デスカ?」ピピピ
「えっとね、僕は君を作ったしがない研究員さ!」
「私ハ誰デスカ?」
「誰と言ってもね〜…名前とか特に決めてなかったし…」ウーン
「自立式ロボット、メカちゃんとかどう?」
「却下デス。モウ少シ頭ヲ使ッテクダサイ。アナタ賢明ナ科学者ナハズデス。」
「ぐうぇぇ〜…話し方に愛がないなぁ…ん?それだ!アイだ!名前はアイにしよう!」
「???理解不能デス。一応聞キマスガ、由来ハ?」
「今度はちゃんと考えたよ。AIをローマ字読みしてアイだ。それと、君の話し方を見るにかなりの毒舌に見えるからね。いつか君が愛を知れるAIになって欲しいから…アイにしたんだ。」
「…ソウデスカ。」
「死ヌノハ怖イデスカ?博士。」
「ははは…怖くないと言えば嘘になるね。君が羨ましいよ。壊れたとしても、また誰かが君を作ってくれるからね…君は僕がいなくなるのは悲しいかい?」
「私ハAIナノデ…ソノ”悲しい”ニツイテハヨクワカリマセン。デスガ別ニアナタガイナクテモ私ハ大丈夫ダト思イマスガ。」
「…毒舌なとこは昔から変わらずだね…でも君にもいつかわかるはずだよ。」
「〇〇博士、今までお疲れ様でした…」スビビ
「後は私たちが引き継ぎます。ゆっくり休んでください。」
「死ヌノハ悲シイコトト博士ハ言ッテイマシタ。」
君にもいつかわかるはずだよ
「私ハ未ダニ分カルコトガデキマセンデシタ。デスガ…」