テラーノベル
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そして俺は康二からいろんなことを教わった
掃除の仕方や洗濯
スマホの使い方まで
康二は俺に尽くしてくれた
なぜ俺にここまでしてくれるのか
「なんでこんなにしてくれんの?」
「前も聞いてたよな」
「そうだっけ」
「なんでここまでするのか、やっとわかった気がすんねん」
「言ってみろ」
「多分推し活に近いんやと思う」
「推し活、」
「ほら、推し活って推せる時に推せって言うやん?」
「いや知らないから」
「あ、そうか」
「もう寝るわ、おやすみ」
「おやすみ!」
推し活か
バタン
「そんなこと言ったら帰りたくなくなっちゃうじゃん」
そして俺はそんな気持ちを抑えながら
ちょっとずつ幸福度を下げて不幸にしていった
「なぁ、しょっぴーここにあったお菓子知らん?」
「食べちゃった」
「えー!あれ期間限定やのに、」
よし、これで不幸にした回数が増えた
なんかずるい気もするけどしょうがない
俺はキスで人を不幸にできないんだから
「そういえば最近キスしてこーへんな、まぁキスされたの出会った頃だけやけど」
「んー、たしかに」
もしかしたらキスで不幸にできる?
「なぁ康二」
「ん?どしたんしょっぴー、」
ちゅっ
「ん、」
ラインッ♪
「ん?」
さぁ、どうなった?!
「あ!お兄が海外から帰ってくるらしいで!」
「え、」
「やったー!久しぶりやな〜」
「やっぱり」
「…あっ!そうやん、不幸になってへん」
やっぱ俺には無理だ
なんで俺は悪魔なんだろう
「しょっぴー、あと何回で島に帰れるん?」
「ぇ、あと1回だけど」
「…っ、じゃあさ」
「うん」
「俺にもう1回”キスして”島に帰りや」
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hotaru🌙
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コメント
1件
うわ、この4話めっちゃ良かったです…! 「推し活に近いんやと思う」って言ったしょっぴーに、康二が「知らんから」って流すとこ、なんか二人の空気感が伝わってきてほっこりしました(笑) でもその後、こっそりお菓子食べて不幸にしようとするしょっぴーのずる賢さと切なさが混ざってて…キスシーンはドキッとしたのに康二のお兄さん帰国で台無しになるの、笑ったけどちょっと切なかったです。 最後の「もう1回キスして島に帰りや」って台詞、優しさと寂しさが混ざっててぐっときました。この二人、どうなっちゃうんでしょう…続きが気になります!