この作品はいかがでしたか?
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とある外資系の話𓏸︎︎︎︎𓈒 𓂃
はぁ、会社なんて行きたくない。
なぜ自分から行かないと行けないのだ。
──なぁんて、前は思っていた。
syp「先輩?どうしました?」
『…んーん、なんでもない』
この人。私が思いを寄せる人。
恋というのは苦しくて楽しい。
こんな会社でさえもたのしくしてしまうのだ。
魔法のような感情。
syp「先輩って意外とモテますよね。」
『あは、意外とって失礼だなぁ(笑)』
『…まぁ、ありがたいことに、モテるね。』
───まぁ、こんな私もそれなりにはモテる訳で
syp「俺、好きな人がいるんですよね」
可愛くて、優しい。自慢の先輩なんすよ、なんて
たのしく話していく私の想い人
──好きな人から、こんな話聞きたくないなぁ
どす黒い感情が脳を染める。
気持ち悪くて吐いてしまいそう。
syp「先輩は、好きな人、いるんすか?」
嗚呼、聞かれてしまった。
当然、貴方だなんて言えることもなく。
『好きな人、いるよ。ほんとに、好きな人なの』
──その刹那、ショッピくんの表情が曇る。
syp「…そっすか。叶うといいですね。」
無愛想で無機質。何の感情もこもっていない、
冷たくて痛い声。
『しょっぴくんも、叶うといいね』
syp「俺は、叶いそうにないっす」
───先輩には、好きな人がいるって 聞いちゃいましたし。
失恋だなぁ、なんて考えていた私には、
そんな声、届くはずもなく───
————-キリトリセン————–
こんれぅ!
ショッピくんの話だよ〜
意外とムズいんだな。ショッピくん。
はーと、コメント、フォローよろしくね
ばいれぅ✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*
コメント
2件
なるほど……。2人とも両思いなのか…🤔💭続き楽しみにしてるね。*.🌙