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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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1限目終了のチャイムが鳴る


『 じゃあ、そろそろ戻ろうか! 』

「 そうですね 」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


教室の扉を開ける

ガラガラ


< え!!一緒に遅刻とか、お前ら付き合ってんの?ww >

『 お!大志じゃん!!おはよ 』

< いや、ほんとに付き合ってんの?ww >

「 いいえ、ちがi 」

< なーみんな、こいつら付き合ってるらしいぜww >


【 えーガチ?w 】

【 静センスねぇなw 】

【 不釣り合いすぎでしょwww 】


ザワザワしていく教室


「 ( あぁ、こういうノリ苦手だ。

ここから逃げ出したい  ) 」


『 樋口さん、逃げようか 』


小声でそういう彼に私は驚きで何も言えなかった


「 え? 」

私の手を引いて走り出す彼と連れられる私


もう邪魔するものはなにもなかった気がした


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「 ⋯ 」


『 け、結局また戻ってきちゃったね 』


「 本当にごめんなさい、 」


『 なんで、謝るの? 』


「 だって、こんなに迷惑かけてしまって、 」


こんなにも優しい彼に、迷惑をかけてしまった私が何よりも許せなかった



『 ちょっと!?樋口さん!なんで泣いてるの 』


「 ごめんなさい、ごめんなさい 」


ハンカチを取り出し涙を拭ってくれる彼


『 俺、こういうノリってさ

事実じゃないからこそ笑えると思うんだ 』


『 だったらさ、いっその事 』


『 静と樋口さんは付き合ってる、ってことにしようか 』


「 え? 」

ワタシとキミとソレ以外

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